心理学的に正しい最高の選択をする方法が判明! 「最高の選択肢」を探すのを止めること (2/3ページ)
そのうえで、最高の何かを決めるのではなく、十分に間に合うものを選ぶのです。
Q: 選択肢がランクづけされているのは良いことですか? たとえば松竹梅のように。
A: 良いことでしょう。そちらのほうが、多くの人に賢明な決断をうながすはずです。
Q:「直感に従え!」といったアドバイスについて調べたことは?
A: さまざまな選択肢があるときには、直感に従ったほうが良いことを示す研究はあります。しかし、これはあくまで選択肢に関するデータがそろっていて、しばらく自分のなかで情報をあたためたときにだけ有効です。
Q: 選択肢を減らす手段としての「宗教」の役割についてどう考えますか?戒律に従って選択肢を減らすのは良いことでしょうか?
A: 暮らしに役立ってきたルールの大半は、宗教上の理屈とは関係なく、選択の問題に対処する仕組みとして使われてきたのでしょう。信心深い人は、概して無宗教の人より幸福度が高い傾向があります。これは、宗教が選択の問題を解決してくれるだけでなく、社会的なつながりや意味をもたらしてくれるからです。 とはいえ、幸せになるために入信するのは、動機が間違っているでしょう。わたしも無信心です。
Q: 正直なところ、ドナルド・トランプやJayZが、選択肢が多すぎて不幸になっているとは思えません。もちろん、彼らのような裕福さを手に入れるのはまず不可能ですが、金持ちになりたい欲望が多くの人のモチベーションになっていると思います。
A: 物質的な裕福さが増えても、幸福の増加度には限界があります。これは多くのデータが示していること。もちろん、飲まず食わずの暮らしをしている場合は、お金や物の増加は大きな幸せをもたらします。ところが、裕福さがあるレベルを過ぎてしまうと、必要最低限の生活よりも少し上の幸福しか得られないのです。もっとも、極端な大金持ちは、選択肢の問題を減らすためのアシスタントを雇えるはず。