桜庭和志にいよいよ燃料投下か。[プチ鹿島コラム] (2/4ページ)
新日へ参戦してから最初のビッグマッチと言っていい東京ドームでの中邑真輔戦(2013年1月4日)は会場中がハラハラドキドキ。一喜一憂の「最高」の試合になった。考えてみれば桜庭は格闘技のリングで「最強」「最高」のどちらの成分も提供していた男だ。このまま新日本でも「最強」「最高」を両立させるのか?
しかし、そのあとの桜庭はどこか落ち着いていた。淡々とした物腰は桜庭の魅力だが、新日本のリングではうまく作用していないように見えた。
そう思っていたら、先日おっと思う瞬間があった。柴田勝頼とのタッグ対戦中、桜庭が久しぶりに「怖かった」のだ。
柴田とは3年前に新日本に一緒に参戦表明をした間柄。柴田はこの3年間でどんどん居場所を開拓している。
そんな柴田に対して複雑な思いが桜庭にあってほしい。少しでもイラッとした気持ちがあってほしい。いちばん手ごろな燃料になると思うのです。観客も今までよりずっと桜庭を「見やすく」なる。
ということで桜庭と柴田の今後の闘いには注目です。
プチ鹿島PROFILE
1970年5月23日生まれ。お笑い芸人。オフィス北野所属。時事ネタを得意とする芸風で、新聞、雑誌などにコラムを多数寄稿。ラジオ番組「東京ポッド許可局」(TBSラジオ)、「荒川強啓のデイキャッチ」(TBSラジオ)、「キックス」(YBS山梨放送)ほか、TVや映画など多方面で活躍中。