ポートランドの都市伝説「殺人アーケード筐体」を知ってますか? (2/4ページ)

Kotaku

そしてポリビウスの話は生き続け、今日でも信じている人は存在します。

ポリビウスはシューティングゲームであることから、実話説の根拠になっているのは、1980年にリリースされたアタリのシューティングゲーム『テンペスト』(Tempest)だと考えられているそうです。『テンペスト』のロケーションテスト中に、故障した筐体で誰かが遊んでおり、光過敏性発作(光の刺激による発作)を起こして――と。

ウィキペディアの光過敏性発作に関するページには「ベクタースキャン」という表示方法のアーケード機でも、このような症状を起こす人がいたと記されています。『テンペスト』はベクタースキャンによる表示方法をとっていたので、真実味は確かに増します。

全てが根も葉もないうわさ話とは言い切れないものの、ポリビウス関連の話には嘘や作り話も当然多いです。英語版ウィキペディアの解説も地雷原ですし、ポリビウスがまるで本当のように聞こえる(もしくは半分本当の)ように書かれた話にも、嘘が混ざっているのだとか。

それでもポリビウスの世界に足を踏み入れたい方は、bitparadeの投稿(英語)やファンによって「作り直された」とされる(完全なる創作かもしれませんが)以下のポリビウスの動画などをご覧ください。健康な人であっても、気分が悪くなったり発作を起こしたりするかもしれないので、動画を視聴の際はくれぐれもお気をつけて......。

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