水と二酸化炭素からできる「ディーゼル燃料」世界で初給油 (3/3ページ)
また、すぐに動くカネが大きければ、見込みがあってもすぐにはカネを集められない技術より技術革新が進みやすかったりもする。
さらに、資源はいつだって国際摩擦のもとだ。原油は一部の産油国や石油メジャーが権益を握っている。たとえ効率が悪くても、自国でまかなえるエネルギー資源があれば(あるいはあるようなイメージを他国に持たせることができれば)、外交上の切り札を相手に与えずに済む面もあるのかもしれない。
とにかくエネルギー問題は複雑であり、技術的な問題だけでなく、さまざまな思惑や駆け引きが絡んできて、そこから逃れることはできないのだ。アウディ、そしてそれをサポートするドイツ教育研究省の思惑も単純な『エコ』だけではないだろう。