今振り返る歴代『スター・ウォーズ』のティザー予告編【SWベスト】 (2/7ページ)
宇宙でのアクションはあまり映らず、またシリーズを通して語られる人間関係にも触れられていません。
興味深いことに、このティーザーではルークとレイアの関係ばかりに焦点が当てられています。また、ふたりの登場尺が比較的長く取られている一方で、メインキャラクターであるハン・ソロのスクリーンタイムは短いのが気になるところです。
しかし、どのような形であれ、多くの人々にとって、このティーザーが「遠い昔、はるか彼方の銀河系で」起こる壮大なストーリーの初お目見えであったことは間違いなく、良し悪しに関わらず非常に貴重で興味深いものと言えるのです。
■『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』 1979年
期待を激しく裏切る『帝国の逆襲』のティーザー。1979年に公開された、『スター・ウォーズ』ファンが愛してやまないシリーズ史上最もダークな作品のティーザーは、暗さの欠片もないイラストとキャラクターのスチール紹介で構成されていたのです。
名作に相応しいティーザーを期待して動画をクリックした人は、イラストで度肝を抜かれ、ナレーションのトーンで居心地の悪さを感じ、ランド・カルリシアンの笑顔で吹き出し、前作のティーザーの最後を飾った爆発が再び登場したところで脱力したのではないでしょうか。
『新たなる希望』のティーザーは、漠然としか内容を映しませんでした。しかし、『帝国の逆襲』は、ダース・ベイダーとルークの死闘に至るまでほとんどの重要なイベントを(イラストで)見せてしまっています。これを見る限り、「トレイラーでネタバレ」というのは決して最近の手法ではなかったことがわかります。