20%の人が経験?「頭内爆発音症候群」原因が判明 (1/2ページ)
眠りに落ちようとするまさにその時、爆発音で目が覚めてしまった人はいないだろうか。しかも、どうやらその音は自分にしか聞こえていないらしい。つまり、自分の頭の中だけで爆発音が響いているようなのだ。
実は筆者もこの症状を何度も経験しており、脳の一部が破損しているのではないかと心配していた。
しかし、この症状はそれほど特別なものではなく、しかも深刻な病気の類でもないらしいということが分かったので、お知らせしたい。
■ 脳がオフになるタイミングのズレが原因
この、寝入りの瞬間に頭の中で爆発音が鳴る症状は、『頭内爆発音症候群(Exploding head syndrome)』と呼ばれている。寝入りはじめのときや浅い睡眠が1~2時間続いている際に現れやすいようだ。人によっては爆発音ではなく、自分の名前だったり、電気的な雑音であったり、あるいは眩しい光りや閃光のような症状を訴える場合もあるらしい。
そして、この音が自分だけにしか聞こえていないことに気付くと、頭の中で何かが起きていると、不安に駆られる。その結果、自分だけが何か恐ろしい病気に罹っているのではないか、あるいは悪霊やしまいには宇宙人の仕業であるとまで思い込んでしまう人もいるというのだ。
しかし、米ワシントン州立大学精神科クリニックのBrian Sharpless博士によれば、学内で211人の学生に聞き取り調査した結果、5人に1人の学生が『頭内爆発音症候群』に悩まされている症状であるということがわかったそうだ。
それまで『頭内爆発音症候群』は50代に多いとも考えられていたが、意外に若い人達が悩んでいることが判明したのだ。しかもその内の3割ほどが金縛りなども併発しているという。
また、学生のなかには『頭内爆発音症候群』がてんかんや、くも膜下出血の兆候だと心配していたが、Brian Sharpless博士はそのような心配はないと説明している。