たった一つの言葉で見分けられる「モラハラ予備軍」の特徴とは?
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モラハラ予備軍を確かめる
最近、高橋ご夫妻の離婚問題で注目を集めたモラハラ疑惑ですが、モラルハラスメントとは、精神的に相手を追い詰める言葉の暴力や態度を表します。単純に言えば“嫌がらせ”です。
モラハラの厄介なところは、本人が無意識に行っている場合が多いということ。意図的に相手を追い詰めているのではなく、知らず知らずのうちに追いつめてしまうのです。
モラハラの特徴は、自分の価値観を相手に押し付ける、異様に疑い深い、自分以外の考え方を受け入れようとしない、白黒はっきりさせようとする、主にこの4つです。
また、モラハラを側面から見ると、素直に謝れない、怒りやすい性格、孤立しやすい、他人の幸せに嫌悪感を抱き嫉妬する、といった特徴もあります。
物事に対する考え方や視野が狭いため自分の価値観に固執し、他人の意見は「受け入れない」「押し付ける」という態度を言葉に出すことで自己表現しています。
「付き合っていた頃は違ったのに結婚した途端、急にモラハラが目立つようになった」というケースも非常に多く、関係が深くなるにつれて発覚するのがモラハラです。
こうしたモラハラを回避するためには、“モラハラ予備軍”の可能性を見極めることが重要になってきます。しかし、そう簡単に見極められるものではありません。
そこで、さり気なく確かめる方法が『言葉』です。相手の発言に注意を向けることで、モラハラ予備軍の可能性を知ることができます。
「ほらね」「だから言ったでしょ」
何気ない一言に聞こえますが、この言葉は「受け入れない」「押し付ける」といったモラハラの2大要素で成り立っています。
例えば、「明日は雨が降るらしいよ」と言われていたあなたが、傘を持っていかずに帰宅したとしましょう。電話での会話も同じです。
「今日、雨が降って大変だった」
「ほらね、だから言ったでしょ」
「天気予報では午後から晴れるって言っていたから傘を持っていかなかった」
「せっかく明日は雨だって教えてあげたのに。俺(私)なら持っていくけど」
言うとおりにしておけば良かったのに、という“押しつけのサイン”が隠れていて、相手の心境や言葉などには目もむけずバッサリ否定してしまいます。
相手のことを想うなら、「大丈夫?大変だったね」とか「風邪ひかないようにね」くらいの気遣いは必要です。ところが、モラハラは違うわけです。
お前は間違っている、そのことにしか意識が集中していないので気遣いに欠けています。その結果、一方的に責めるという態度に出てしまいます。
これが行き過ぎると、否定だけではなく、「ああしろ」「こうしろ」といった指図も加わってくるので、モラハラを受けるほうとしてはストレスが溜まります。
デート中や普段の会話の中で、「ほらね」や「だから言ったでしょ」といった言葉が目立つようならモラハラ予備軍かもしれませんよ。
(画像:PAKUTASO)