3枚で武道館を制覇した「花澤香菜」音楽プロジェクトのヒミツ (3/7ページ)

Kotaku

1stアルバム『claire』のリリース時には、その作家陣の並びから「渋谷系」のタグ付きで話題になることが多くありましたが、最近では6th、7thシングルで、ハウスユニット・Studio Apartmentや、花澤さんが大ファンであることを公言している、やくしまるえつこさんがプロデュースを手がけるなど、幅を感じさせる動きも見せています。


やくしまるえつこトータルプロデュースによる7thシングル『こきゅうとす』


また、最新アルバムとなる『Blue Avenue』に収録されているM11『Dream A Dream』をイギリスのポップデュオSwing Out Sisterが手がけたことや、同アルバムのM1『I ♥ NEW DAY!』、M3『Nobody Knows』ではスティーブ・ジョーダンウィル・リーなど、著名なスタジオ・ミュージシャンを招いてニューヨークでレコーディングを行なうなど、規模が一気に大きくなってきていることを感じさせるアサインも。

作詞の面では、坂本真綾さんの楽曲を多く手がけている作詞家の岩里祐穂さんが多くを担当。最近では、岩里さんと相談しながら、花澤さん本人が作詞を手がけることも増えてきており、最新作『Blue Avenue』収録のM10『プール』では、花澤さんの心情を表した虚無感を感じさせる歌詞にはっとさせられました。

いかに素敵なチームが花澤さんをサポートしているかがお分かりいただけたのではないでしょうか? 「どうだ、すごいメンツでしょ」というわけではなく、「なるほど、そりゃいいものができるわけだ」という裏付けになるかと思っています。

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