四児を育てて気づいた!「トレーニングカップ」を使わない方が良い4つの理由
赤ちゃんが水分補給をするようになってから使うトレーニングカップ。
周りのママがみんな使っているので「このくらいの月齢になったら使うもの」と思いこんでいませんか?
今回は四児の母であり子育てアドバイザーである筆者が、トレーニングカップを使わないことでママと赤ちゃんが得られるメリットをお伝えします。
■赤ちゃんは「トレーニングカップ」がなくても水分補給できる!?
一見便利なトレーニングカップ。筆者も4人中3人までは使っていましたが、4番目の長男だけは使いませんでした。
そして、驚くことにトレーニングカップは使わないほうが楽だと感じたのです。
そもそも、清潔な哺乳瓶が十分に確保できない国や地域の赤ちゃんは、コップで水分を補給しています。“赤ちゃんは哺乳瓶やトレーニングカップでないと水分補給ができない”というのは、単なる思い込みに過ぎないのです。
それでは、トレーニングカップを使わないことで、どのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。
(1)早い時期からコップを使う身体感覚が養われる
赤ちゃんがいくら振り回しても中身がこぼれないトレーニングカップは、親にとっては大変便利なものです。
しかし裏を返すと、中身がこぼれないのでいくら振り回してもいいということになり、赤ちゃんがコップの扱いを覚えられないというデメリットにもなります。
コップの扱いは赤ちゃんにとって大変難しいものです。だからこそ、果敢に挑戦します。どのくらいの傾きならこぼれないのか、水はどれくらい入るのか……。コップからコップへ水を移し変える遊びに夢中になったりするほど、赤ちゃんにとっては魅力的。
この時期のママはお片づけが大変かもしれませんが、赤ちゃんはこの遊びから自分の服が濡れて嫌な思いをしたりするということに気づくのです。
そうこうしているうちに使い方をマスターし、コップは魅力的なおもちゃから飲み物を飲むための道具になります。2歳頃には上手に水を自分で入れてテーブルへ運び、飲む、という一連の流れができるようになるでしょう。
(2)お出かけ時の荷物が減る
トレーニングカップを普段から使っていなければ、お出かけの時に携帯する必要もなくなります。ペットボトルやママのボトルから水分補給が出来るのでいつでもどこでも慌てずに済みます。
コップが上手に使えるようになると、レストランでも気軽にお水をお願いできるようになりますよ。
(3)洗いものが減る
トレーニングカップ独特の細い吸い口やストロー。使うときは便利なのですが、お手入れがなかなか大変な形状です。専用の細いブラシもありますが、あれで毎日洗うことを考えると……ちょっと億劫ですよね。
さらに、トレーニングカップは部品がたくさん。ふた、弁、持ち手など、けっこう複雑で洗うために分解したり、使うために組み立てたりとかなりの手間です。
その点コップはとてもシンプルですよね。
(4)災害時も水分補給できる
あまり考えたくないことですが、ある日突然災害などに見舞われ、清潔な哺乳瓶やトレーニングカップが入手できなくなってしまうかもしれません。そんな時、我が子がトレーニングカップしか使えなかったら……。
コップで水分補給できれば、ママも赤ちゃんもお互いに助かるはずです。
いかがでしたか?
情報や物がそこかしこに溢れている日本。便利なものに囲まれていると、本来持っているはずの能力が奪われる可能性があります。
「このグッズを買わなきゃ」という先入観から逃れることで、新たなわが子の一面が見られるかもしれませんよ!
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【著者略歴】
※ mica・・・現代美術ギャラリー勤務時に夫と出会い半年で結婚、渡米。アメリカで年子姉妹を産み帰国。その後日本で3女と長男を自宅出産。現在は夫・姑・4人の子と共にシンガポール在住。 長女の不登校や苦しい罪悪感だらけの子育てを経て、今では自然体でこどもと接することが出来るようになった自身の経験を活かし、子育てアドバイザーの資格を取得。著者ブログにて、記事の裏話を更新しています!