女性は男性より依存的!300人調査でわかった「孤独」の男女差

Suzie(スージー)

女性は男性より依存的!300人調査でわかった「孤独」の男女差

楽しかったり、ホッとできたり。かと思えば、孤独を感じてみたり……。“一人”という状況は変わらないのに、私たちの心は、ずいぶんと気まぐれですよね。

ところで実際に、孤独に耐えられなくなった人は、どのくらいいるのでしょうか? 30代の男女300人にアンケートをしてみたところ、39%の人が耐えられないときがあったと答えてくれました。

男女差を調べてみると、男性が33%に対し、女性は45%。女性のほうが、孤独を感じやすい傾向にあるみたいですね。

それでは、みなさん一体どうやって孤独感を紛らわせているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

■男女共に音があれば寂しくない

男女ともに、孤独なときのいちばんのパートナーは、テレビでした。男女差はなく、ともに24%。5人に1人は、テレビに救われた孤独な時間をもつようです。

「見るものがなくてもテレビをつけていて、音を出すようにしている」

「テレビのバラエティー番組を見て笑う」

一人の寂しさを音で紛らすという方法は手っ取り早い解消法で、テレビのほかに、ラジオをつける、音楽を聞くという意見もありました。2位以下は、男女差があったので、解消法ベスト3を紹介しましょう。

■みんなの“孤独”解消法ベスト3

[男性]

1位:テレビ(24%)

2位:ネット、パソコン(16%)

3位:寝る(10%)

男性はこのほかに、少数意見として「ゲームをする」「運動をする」「ドライブをする」といった、一人時間を活用する発想が多い傾向がありました。

[女性]

1位:テレビ(24%)

2位:寝る(19%)

3位:音楽鑑賞(6%)・電話をする(6%)・読書(6%)

一方、女性は「チャットをする」「メールをする」「友人を誘って飲みに行く」「犬と遊ぶ」など、誰かとつながりたいみたいですね。

■孤独な時間を味方につける方法

孤独に耐えられない状況は、既婚、未婚でも違いがあるようです。「5人家族なので、一人の時間が逆にない」という既婚女性の声もあれば、「子どもと会えないとき」という既婚男性の意見もありました。

子育てに忙しいママと、家族のために仕事を頑張るパパの心境かもしれません。家族がいるからこそ、感じる孤独もありそうですね。

一人暮らしの人が孤独を感じるのは、病気のとき。体調がすぐれず辛いのに、誰からも心配されない心細さって、ありますよね。そんなとき、タイミングよく届く友人からのメールは、本当にうれしいものです。

1人の時間を、孤独ととらえるか、好きなことができる自由な時間と捉えるか。それだけで、ずいぶんと時間の過ごし方が変わってきそうです。

寄せられたコメントで、「休日に引きこもって、映画、連続ドラマのDVDを一気見する」「庭で花の手入れをする」なんて声もありました。

なかには、「涙を流してすっきりする」「深呼吸する」という、孤独を感じたときの上手なリフレッシュ法を教えてくれる女性もいました。

男性なら3人に1人、女性は2人に1人が孤独を感じたことがあるという数字は、「自分だけじゃないんだ」という妙な安心感がありますよね。

それでも、孤独に耐えきれない日は、先人が残してくれた、名言が励ましになるかもしれません。アメリカの小説家、アン・シャノン・モンローは、こんな有名な言葉を残しています。

「孤独とは、港を離れ、海を漂うような寂しさではない。本当の自己を知り、この美しい地球上に存在している間に、自分たちが何をしようとしているのか、どこに向かおうとしているのかを知るためのよい機会なのだ」

テレビを見たり、ゴロゴロと寝たりするのもいいけれど、もし時間があれば、孤独を感じる自分と向き合う、よいチャンスです! 見知らぬ自分と出合うきっかけになるかもしれませんね。

(文/山本裕美)

【調査概要】

調査方法:インターネットリサーチ『リサーチプラス』

調査期間:2014年3月27日(金)

調査対象:全国30代の男女300名

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