【アニメキャラの魅力】情熱的に夢を追い、苦しみの果てに愛する事を覚えた男「星野八郎太」の魅力『プラネテス』 (3/4ページ)

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 タンデムミラーエンジンに直に触れたハチマキは、元気付けられ、自分の夢をシフトチェンジしました。「マイ宇宙船じゃなくて、どこまでも速く遠くへ飛べる船に乗りたい」。ハチマキは改めて「木星往還船の乗組員になる」という夢を持つのです。そして、現実的な目標を定めたハチマキは、別人のように変わっていきました。

 コンプレックスだった父親と対峙し、自分の夢を叶えるためには残酷な人間になることも辞さないと決意し、突然会社を退職します。リアリストからエゴイストへ変貌してゆくハチマキ。とうとうタナベのことも突き放します。仲間思いだったハチマキは、自分に繋がる人をどんどん切り捨て、「結局人間は独りなんだ」という境地に達してしまうのです・・・。そしてハチマキは再び苦しみます。

 そんなハチマキの前に立ちはだかったのが、先進国に蹂躙された祖国を持つテロリスト集団「宇宙防衛戦線」でした。友人「ハキム」がテロリストの一人だったことを知り、テロに巻き込まれたハチマキは、完全に無気力になってしまいます。苦しみ抜いた末の虚無。
ハチマキはうすうす気づいていたのです。全ての繋がりを絶って、自分本位に夢を叶えることが、本当に自分の望むことではないということを・・・。

 一度休暇をとり、デブリ課に立ち寄ったハチマキは、自分を追いかけてきたタナベがテロに遭い、瀕死の重傷を負って会社を辞めたことを知ります。居ても立ってもいられず、ハチマキは北海道の実家で療養しているタナベのもとへバイクで向かいますが、あと少しのところで、うっかり交通事故を起こし、海に落ちてしまいます・・・。しかし、そこでハチマキは悟るのです。

「自分すら宇宙の一部で、この世界に自分と繋がっていないものなんかない」

「自分対宇宙」で闘ってきたハチマキは、はじめて「自分=宇宙」であることを認識します。たくさんの人と繋がり支え合って、自分は存在している。自分は人を愛することをやめられないのだと、やっと気付いたハチマキ。心の底からタナベをいたわり、プロポーズします。

 情熱で突っ走ってきたハチマキの最大の魅力。それは、正直に悩み苦しんだ過程そのものと、長く幾重にも重なった苦悩の果てに手に入れた、深く穏やかな「人を愛する心」です。
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