3Dプリンターをつかったサプライズ!見えなくても感じる「いのち」 (1/2ページ)
3Dプリンターが様々な分野で活用されるようになったが、こんな使い方もあったのか、という、実話を基に制作されたCMがブラジルで話題になった。CMのスポンサーは赤ちゃん用オムツメーカーのHuggiesで、ある妊婦へのサプライズを映しだしていた。
映しだされたのは妊娠20週を迎えた妊婦のTatiana Guerraさんで、超音波検査でおなかのなかの赤ちゃんを確認している光景だ。
しかし、Tatiana Guerraさんは超音波検査で映しだされた赤ちゃんを“見る”ことができない。彼女は、目が見えないのだ。
■ 3Dプリンターを利用したサプライズ
Tatiana Guerraさん(30歳)は17歳で視力を失った。そのため、おなかのなかにいる赤ちゃんの心音を聞くことはできるが、その姿を見ることはできなかった。

医師からは、赤ちゃんが男の子であることは聞いていた。しかし生まれてくる赤ちゃんの顔を見ることはできない。そこでHuggiesは、サプライズを行う。
赤ちゃんがどんな顔をしているのか、と訪ねるTatiana Guerraさんに、医師は、赤ちゃんに触れたらどうだろう? と語りかける。
そしてTatiana Guerraさんの手に渡されたのは、3Dプリンターで出力された赤ちゃんの立体像だった。

医師は超音波でスキャンした赤ちゃんのデータを、密かに準備してあった3Dプリンターに転送していたのだ。暫くすると、赤ちゃんの顔が立体的に出力された浮き彫りが医師の元に届けられた。
医師から浮き彫りを渡されたTatiana Guerraさんは、その浮き彫りの顔を指で撫でて、喜びながら涙ぐむ。