ありのままにシーンを語る MC漢の自伝『ヒップホップ・ドリーム』刊行

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ありのままにシーンを語る MC漢の自伝『ヒップホップ・ドリーム』刊行

新宿を拠点に活動するヒップホップグループ・MSCのリーダーである漢 a.k.a. GAMIさんによる単行本『ヒップホップ・ドリーム』が、河出書房新社より6月24日(水)に刊行される。

本書は、漢さんが自身のヒップホップ哲学や、それを裏切るおそるべき業界の現実について初めて語る自伝であり、日本のヒップホップ/ラップシーンの実録本となる。

企画・構成を担当したのは、ゼロ年代以降のヒップホップシーンをドキュメントした評論集『しくじるなよ、ルーディ』を刊行した二木信さんだ。

再び語られるシーンの現実


漢さんは、ヒップホップレーベル・鎖グループの代表を務め、国内最大規模のフリースタイルの大会であるULTIMATE MC BATTLEの設立に携わるなど、常に日本のヒップホップシーンを牽引してきた。

また今年3月に、MSCとしては10年ぶりとなる新作『1号棟107』を発表するなど、近年においてもいちラッパーとしてめざましい活躍をみせている。




2014年には、犬猿の仲として知られていたDARTHREIDERさんが代表をつとめるレーベル・BLACK SWANとの合同公開記者会見をライブストリーミング番組DOMMUNEで実施。かつて所属していたレーベル・Libra Recordsとのトラブルなどを赤裸々に語り、ヒップホップ界隈のみならず音楽業界全体に大きな波紋を呼んだ。

本書では、そんな漢さんならではの視点でラップシーンの内情がありのままに語られており、全てのヒップホップファン必読の一冊となっている。
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