予算と価値は比例しない! 見逃せない才能が光る傑作B級映画まとめ (2/4ページ)
その後も、「オーシャンズ」シリーズなどヒット作を立て続けに完成させた。
デビュー作でカンヌを制した天才映画監督が、飽くなき探求心を焼き付けた隠れた名作である。
B級映画がエモい?『プレスリーVSミイラ男』
2002年に製作された『プレスリーVSミイラ男』は、タイトル通りの王道B級映画とも言うべきコメディホラー映画だ。
「世間には亡くなったと思われている、エルヴィス・プレスリーが、実は老人ホームで余生を送っていた」という強引な設定の上に、エジプト展で展示されていたミイラが突然生き返り、突如老人ホームを襲いはじめ、エルヴィスは施設内の友達、ジョン・F・ケネディと共にミイラ男に立ち向かっていく……。
ここで、従来のB級映画ならば笑われて終わってしまうところだが、本作はアメリカのホラー作家協会が主催する「ブラムストーカー賞」の脚本賞を受賞しており、なぜか評論家から高評価を受けている。
古き良きアメリカ文化を再構築し、コメディホラーに見事に仕上げたあたりは、たしかにB級映画と呼ぶには惜しいだろう。
また、老人とミイラのダウンテンポなアクションシーンは、ただ笑い飛ばすだけではもったいない、どこかノスタルジックな感動すら覚えてしまう。