GACKT「セレブキャラ」はイメージ戦略か…ナゾが多すぎる収入源の深層 (2/2ページ)
また、隠し子の存在も報じられた。その相手はTBS系の深夜番組『ワンダフル』のアシスタントグループ「ワンダフルガールズ(ワンギャル)」のメンバーだったといわれ、彼女を妊娠させたGACKTは「子供は認知しない」「日本から出ていくこと」を条件に養育費を払い続けているという。
さらに女優の釈由美子(36)との“愛人関係”も『週刊文春』(文藝春秋)で報じられ(釈は自身のブログで否定)、運転手つきの愛車に釈を乗せて首都高をグルグルと走らせながら後部座席でわいせつな行為をさせていたという詳細なディティールまで報じられた。それだけでなく、レイプまがいの行為をされたとホステスにメディア上で告発されたり、近しい女性がゴーストライターの存在を暴露したりと醜聞は枚挙にいとまがない。
経済的にも決して景気のいい話ばかりではなく、現在所属する個人事務所は多額の借金を抱えているとの情報もある。
そもそもGACKTは収入源にナゾが多く、近年は目立ったヒット曲がなくライブも不調といわれているのに前述のようなセレブエピソードがポンポンと飛び出すのは不可解だ。
「GACKTは沖縄に帰るたびに新たな『ケツ持ち』を見つけ、それを後ろ盾にしていたといわれています。セレブらしからぬウワサが多々あるのはそのせい。また、脱税問題で元事務所を飛び出した後はカラオケ機器大手の企業をパトロンにしていた。しかし、ここ最近はいずれも縁が切れ、それと同時に数々のスキャンダルの影響でGACKTの人気が陰ってきたので個人事務所は火の車。GACKT本人は蓄えがあるため、それを使ってセレブアピールすることでイメージ回復を図っている。人気が復活すれば新たなパトロンが見つかるという計算があり、セレブであると世間に印象付ければ脱税関与や義援金横領の疑惑も晴れるという狙いもある」(芸能関係者)
格付けチェックもイメージ戦略?
どうやらGACKTには是が非でも世間に「セレブ」だと思わせたい事情があるようだ。その徹底したイメージ戦略は有名な「ある疑惑」も生み出した。
「毎年恒例の芸能人格付け番組がありますが、GACKTは今まで一度もミスしたことがない。これにネット上ではヤラセ疑惑が噴出しています。ハッキリとは言いにくいですがバラエティーですからね……。GACKTのイメージ戦略とテレビ局の利害が一致し、あからさまな“演出”を続けているようです」(前同)
ネタとしてのセレブキャラと見れば問題ないが、その裏側に黒い疑惑を感じさせるのが気になるところ。これだけメディアに醜聞がリークされているのも、近しかった関係者に恨まれるような人物である証拠ともいえる。果たしてスキャンダルまみれのセレブ・GACKTはどこへ向かおうとしているのか、今後も目が離せない。
(取材・文/夢野京太郎)