日本初の「春画展」18禁で開催! 江戸時代の性風俗を凝縮

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日本初の「春画展」18禁で開催! 江戸時代の性風俗を凝縮

江戸時代に流行し、性風俗を描いた浮世絵「春画」の名品を集めた展覧会「春画展」が、東京都文京区にある美術館・永青文庫にて開催される。会期は9月19日(土)から12月23日(水・祝)まで、18歳未満は入場禁止となる。

春画に特化した展覧会が国内で開催されるのは、今回が初めて。2013年から2014年にかけて大英博物館で開催された際は、3ヶ月で8万8000人もの来場者が訪れたという。

今回は、日本の美術館に所蔵されている作品や個人コレクションだけでなく、海外は大英博物館とデンマークからの作品もあわせて約120点が集まる。鈴木春信さんや葛飾北斎さん、喜多川歌麿さんといった浮世絵の大家と呼ばれる浮世絵師の作品のほか、徳川将軍や大名家の絵画制作を担った狩野派の作品なども展示される。

過激さが問題になるも、念願の日本開催が決定!

大英博物館での開催時は、過激な描写があるため16歳未満の入場には保護者の同伴が必須という、同博物館史上初めての制限が設けられたことでも話題を呼んだ。

さらに海外でも人気の高い浮世絵師たちの作品が一挙に鑑賞できることや、日本の文化・性風俗を学べる展覧会ということで、多くの外国人が足を運んだ。

海外で大好評だったことから日本巡回が決定したものの、性的な表現が問題視され、結局開催は見送られていた。

おととし大英博物館で開かれた『春画-日本美術の性とたのしみ』が肝心の日本で結局開かれなかったことを今頃知ってびっくり。当時の日本人を身近に感じられてすごく面白かったし歴史の勉強にもなったので残念。

— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2015, 5月 12


5月12日には、ロンドン在住の歌手・宇多田ヒカルさんが同展覧会に訪れた際のことをTwitter上で振り返り、日本国内で開催されないことに対し「残念だ」と心境を語っていたばかりだった。

大名から庶民にまで広く愛された春画作品が並ぶ

満を持して開催される今回の展覧会では、人の手のみで線と色が描き出された肉筆による作品や、掘った版に墨などをつけて印刷する「版画」、さらに「豆判」と呼ばれる縦9センチ横13センチ弱の小さな版画など、様々な形態の春画が展示される。

浮世絵の文化を繁栄させたといっても過言ではない春画の作品を、存分に堪能できる展覧会となる。

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