子供の「指しゃぶり」は家族へのあるサイン!? 無理にやめさせるのは逆効果な理由
子供が頻繁に指しゃぶりをしていると、そのふやけた指を見るたびに、「なんとかしなくては…」と焦りますよね。歯並びや噛み合わせが悪くなったりしないかというのも心配です。
今まさに子供の指しゃぶりをやめさせようと奮闘中のママも多いかもしれません。
しかし、子供の指しゃぶりは、無理にやめさせようとすればするほど悪循環になるということをご存じですか?
そこで今日は、子供の指しゃぶりの原因と対処法についてお伝えします。
■「指しゃぶり」は何歳まで放っておいて大丈夫?
赤ちゃんはある程度みんな指しゃぶりをするものですが、実際、何歳ぐらいまでにやめさせたらいいのでしょうか?
日本歯科医師会が運営するサイト『歯とお口のことならなんでも分かるテーマパーク8020』によると、歯並びや噛み合わせの影響から、指しゃぶりは4歳半から5歳を過ぎたらやめた方が良いとされています。
そして、3歳ぐらいまでの指しゃぶりに関しては、ママはそこまで神経質にならず、“むしろ温かく見守ってあげることが大切”ということです。
■指しゃぶりは「心のサイン」
3歳ぐらいまでの指しゃぶりは大丈夫、と言われても、やはりママとしては「早くやめさせなくちゃ!」と焦るもの。
筆者のママ友や子育て支援センターなどで会うママたちも、子供が2歳や3歳で指しゃぶりを続けていると、「どうやってやめさせようか?」と四苦八苦しています。
指に絆創膏を貼ったり、断乳の時のように指にカラシなどを塗ってみたり、指しゃぶりをするたびに叱ったり……。
でも、それらの行動は実は逆効果になっている可能性があるのです。
専門家が答える医療Q&Aサイト『Doctors Me』によると、指しゃぶりは“赤ちゃんが母親の乳首を吸うと心が安らぐのと同じで、不安や緊張をやわらげるための行動”とされています。
指しゃぶりは、「さみしいよ」「不安だよ」「怖いよ」という子供の心のサイン、心のメッセージとも捉えられるのです。それを無理にやめさせようとすると、不安やストレスが増して、より頻繁に指しゃぶりをするようになったり、より深刻な状態になることも……。
このような悪循環に陥らないよう、指しゃぶりは、やはりママが無理してやめさせようとしないことが大切です。
それよりは、家庭での子供との関わり方を見直す方が、後々に良い影響があるかもしれません。
■家庭でできる指しゃぶり対処法
(1)スキンシップの時間を多くとる
不安になったり寂しくなったとき、ママやパパのスキンシップは何より落ち着くもの。指しゃぶりが頻繁になってきたら、抱きしめたり、手を握ってあげたり、背中をトントンと叩いたり、微笑んで愛していると伝えて、安心させてあげましょう。
(2)よく観察する
なにか問題が起こったときは、状況をよく観察することが解決の近道。子供が不安になるような要素が生活や環境に見当たらないか、見直してみましょう。夫婦喧嘩が多くないか、保育園や幼稚園で問題はないかなどよく観察し、家族や先生とも相談して安心できるようサポートしてあげましょう。
(3)指しゃぶりをやめさせることに執着しない
ママの不安やストレスは驚くほど子供に伝わるものです。子供が指しゃぶりをやめないからといってイライラしたりせず、気楽に気長に行きましょう。
いかがでしたか?
指しゃぶりは不安やストレスを和らげようとする子供の無意識のサインなんだと思い、やめさせることに必死になるのではなく、その裏にある思いをきちんと受け取って対処してあげることが大切なんですね。
子育てすべてにおいて言えることですが、マニュアル通りにはいかないもの。神経質にならず1人1人の子どもの成長に応じて落ち着いて、愛を持って接してあげましょう。
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【参考】 ※ 口腔習癖- 歯とお口のことならなんでも分かるテーマパーク8020 ※ 指シャブリは危険なサイン!?小さな子どもの深層心理とは。- Doctors Me
【著者略歴】
※ 黄本恵子・・・2010年、ライターとして独立。自己啓発・コミュニケーションスキル系の本や、医療・医学系の本の編集協力・代行執筆を数多く手がける。現在、1児の母。日々ヤンチャぶりが増す息子に振り回されながら、執筆業に励んでいる。