働く理由はバカンスのため!イタリアの夏休みってどんな感じ? (2/3ページ)
日本では夏休み期間中も仕事が回るよう、同僚に仕事を頼んだり、関係各所に連絡を入れておいたりするのが一般的ですが、イタリアにはあまりそういった感覚はありません。
何か依頼したいことがあって取引先に連絡を入れても「担当者はバカンスに行った、2週間後に帰ってくるからまた電話して」などと返されるのもよくあること。大抵の場合、ほかに分かる人もいないため、その仕事はそのまま2週間ストップすることになるのです。
この状況、慣れないうちはちょっと戸惑いますが、イタリア人にとっては慣れたもの。2週間後と言われても「あ、そう? じゃあまたかけるねー」なんて電話を切ることもしばしばです。こんなとき「なんだかすごいなあ……」なんて思ってしまうのは、日本人的発想すぎるでしょうか?
そんなに休むと、同僚から白い目で見られるのでは? なんて思う人もいるかもしれませんが、そんな心配は無用です。なぜなら、どうせ自分も同じくらい休むから。
有給や育児休暇など、労働者の権利が守られているイタリアでは、夏休みも労働者の当たり前の権利として認識されています。自分が気兼ねなく休みをとるためにも、同僚の休みは「いってらっしゃい!」と気持ちよく送り出すのが一般的なのです。
で、夏休みって何するの?

出典: photo AC
そんなに長い夏休み、いったい何をしているのでしょうか。
これも答えは簡単で、海に行きます。幸いなことにイタリアは地中海に囲まれた半島の国。サルデーニャやシチリアなど海のリゾートには事欠きません。
水着を持って海に行って、一日中何もせずのんびりと浜辺に寝そべっているのがイタリア流のバカンス。日頃の忙しさから開放され、たまには頭をからっぽにしてのんびりと過ごすのです。