橋下徹市長と安倍晋三首相 国民が知らない「大阪密約」スッパ抜き (2/4ページ)

日刊大衆

勝っても負けても、万事滞りなきよう、すでに安倍首相サイドとガッチリ手を握っていたというから穏やかではない。官邸が急きょ、都構想のバックアップに打って出たのも、唐突だった。
「地元の自民党大阪府連の都構想反対という方針に対し、菅義偉官房長官が異例の異議申し立て。"無駄の解消には大なたが必要"と言い、選挙期間中、橋下氏へのエールを公に語り続けました」(野党選対幹部)

むろん、両者は単純に"仲良し"というわけではない。今、永田町では某日、「安倍首相との大阪密約」が取り交わされたともっぱらだ。
「5月5日、一連の活動で大事な時期なのに、橋下氏は松井一郎大阪府知事とともに遊説を終日、欠席しました。この日が安倍首相サイドと話をつけた"Xデー"で、だからこそ、後日(9日)、橋下氏は安心して引退発言をブチ上げられたというんです」(政治部デスク)

にわかには信じ難い話だが、首相が手を差し伸べる理由が十二分にある。「大阪密約」の中身とは何か? 同デスクが続ける。
「安倍さんの悲願である憲法改正、また安保法制等に対し、維新の党として賛成票を投じ、協力する。その代わりに、"それ相応の処遇"を施すというものです」

確かに、安倍首相にとって、維新の党の"数"は魅力的だろう。
「憲法改正を発議するには、衆参両院で3分の2の議席数を確保することが条件。現在、自公与党は衆院で326議席を確保していますが、一方の参院では、3分の2にはほど遠い」
とは、前出の野党選対幹部。参院では維新の党の11議席を加えてもまだまだ足りないが、政治評論家の浅川博忠氏はこう指摘する。
「安倍首相と橋下氏(維新の党)が組むことは、改憲の賛否で揺れる公明党への牽制にもなります。公明党は、これからも改憲で右往左往するはず。その際、維新を味方につけた首相が"それなら、ついてこなくてもいいよ"と突き放すことも可能ですから」

しかしながら、現状では自民、公明、維新の3党を合算しても数が足りず、改憲は現実的な段階ではない。万事休すか。
「それで今、安倍さんが考えているのは来年夏、衆参ダブル選に賭けること。"憲法改正の是非を問う選挙"と位置づけるわけです。

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