もっとも多いのはアノ世代!? 米研究による世代別「職場うつ」についての報告 (2/2ページ)
総じてナルシストになりがちな傾向がある彼らだが、差別は嫌い、他者との意見の相違などには寛大で、性格は良いとも言われている。
■ うつ病の経済的インパクト
さて、彼らのうつ病のインパクトは、仕事で彼らの能力が十分に発揮できなくなってしまうことだ。そして職場でのうつ病は、欠勤や仕事の欠落、周りとの緊張関係やもめ事を引き起こしてしまい、その結果、口頭や書面による懲戒処分を受けるはめになってしまうのだ。
しかも、うつ病の人達の75%は正式な治療を受けていないという。そしてうつ病による長期不在は、経済的コストとして毎年230億ドル以上を必要としている。

そのため、現在の公衆衛生への取り組みでは、うつ病による社会的・経済的損害に対する理解を強めることで、職場がうつ病に対処する必要も明らかになっているのだと考えられるだろう。
これらの調査結果から、『BDA』は雇用者と被雇用者が容易にうつ病の兆候を発見できるように、職場がトレーニングや情報提供を受けるように促している。すなわち、うつ病の従業員を助けるための“多世代戦略”を推奨しているわけだ。
経験豊富な臨床医とEPAの組み合わせが、今日の従業員にとって、重要な支えとなるだろう。