NSAによるAndroidアプリストア「ハイジャック」計画は本当だったのか (2/2ページ)

FUTURUS

さらに『Irritant Horn』と名付けられた計画では、アプリストアにアクセスしたスマートフォンにスパイウェアを勝手にインストールし、ユーザーが知らないうちにスマートフォンの個人情報などをNSAに送信させることが目論まれていた。

 

■ 計画は頓挫したのであろうか?

このような計画が立てられたのは、2010年にチュニジアから始まった『アラブの春』がきっかけで、民衆運動の広がりを懸念して不穏分子を監視するために必要になったとされている。従って、NSAが特に注目していたのはセネガル、スーダン、コンゴなどといったアフリカ地域だったが、それ以外のフランス、オランダ、ロシアや、キューバ、バハマ、モロッコ、スイスなども含まれていた。

また、『NTAT』は中国やインドで普及しているモバイルブラウザアプリである『UC Browser』の脆弱性からは、個人情報がダダ漏れで便利だと評していた。つまり、アジアも監視の対象だった。

以上のプロジェクトは、その後どうなったかわかっていない。しかし、この様な動きが消滅しているとも考えにくい。もしかしたら、既に我々の個人情報などはとっくに集められており、現在も常に監視されているのかもしれない。

いま、あなたが手にしているスマートフォンも既に、彼らの監視下にあるのかもしれない。

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