インターネットで鑑賞する「オンライン展」の歩き方 未来の展覧会とは? (3/4ページ)

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未来の展覧会はどんなかたち?



オンライン展は、サイト上の文章や画像、動画などのスクリーンに映し出された表面的な情報のみでしか形成されていないがゆえに、作品の存在や捉え方、展覧会の意義は、完全に閲覧者の想像力に委ねられている。

閲覧者が「会場に"作品"が存在する」というイメージを持てば、それはそこにあることになり、逆も考えられるのだ。

また、あたかもその場にいるような感覚に陥りやすい作品もあれば、空間が破綻して、現実世界では考えられないものもある。そういった点では初見にとっては非常にとっかかりにくい。

特にこういったインターネット・アートの文化の中では「多くを説明しない」という暗黙の了解のような風潮もあり、理解するにはなかなか時間がかかりそうだ。

しかし、インターネットが人々の生活に溶け込んでいる今、オンライン展のような形態の展覧会が普及する未来も考えられる。

すでにGoogleでは、Google Art Projectという世界各国の美術館をストリートビューで閲覧できるサービスを開始しており、美術館や展覧会のインターネットへの移植は、もうすでにはじまっているのかもしれない。
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