国会で“男漁り”する女性議員たちの婚活事情

デイリーニュースオンライン

田中元議員(左)と金子議員(ともにオフィシャルHPより)
田中元議員(左)と金子議員(ともにオフィシャルHPより)

【朝倉秀雄の永田町炎上】

“スキャンダル女王”田中美絵子元議員の結婚騒動

「小沢ガールズ」のひとりで、目下、落選中の民主党・田中美絵子元議員(39)が同期当選でしかも議場で隣席同士だった民主党の小山展弘議員と婚約を発表した。「再婚」に向かっての婚活が実を結んだかに見えたが、直後に「諸事情により入籍を延期する」と表明。結局、婚約を解消したようだ。

 田中は総選挙に2回続けて落選しているが、まだ政界に未練があるらしく、「小山と結婚したって選挙には有利にならないわ」などと囁いていたようだから、その野心がいまいち結婚に踏み切れなかった理由らしい。

 安倍総理は「女性の活躍」を内閣の重要課題の一つにしているが、肝心の女性議員たちといえば中川郁子や谷亮子らのように、活躍は活躍でも政策などはそっち退けで“不倫”や“婚活”にうつつを抜かし、国会を議論の場ではなく「男漁り」の場にしてしまっている者もいるが、田中などはその典型であろう。

 そもそも田中は議員になる前は風俗ライターとしてSM誌などで卑猥な記事ばかり書いていたが、当人も記事の登場人物以上に性きわめて淫奔だ。現職議員時代には当時、国土交通省中部地方整備局副局長を務めていた55歳の妻子あるキャリア官僚氏と不倫関係に陥り、駅構内で濃厚なキスシーンを演じた挙げ句、ホテルに直行するところを週刊誌にスッパ抜かれている。「女には気をつけろ」という官僚の心得を忘れ、田中の“毒牙”にかかった官僚氏は更迭され、ついには辞める羽目になっている。

1泊2日の婚括旅行が実を結んだ「美しすぎる女性議員」

 田中とは違い、幸せいっぱいなの自民党の衆議院議員の金子めぐみ(37)だ。こちらも同期当選で、3歳年下の同じ二階派の宮崎謙介議員と結婚することを発表した。金子といえば、2003年に「ミス日本関東代表」に選ばれた異色の経歴を持つ“美しすぎる女性議員”だ。

 金子はかつて宮崎と熱海に1泊で婚活旅行をし、新幹線の中で隣同士の席に座って人目もはばからず手を握り合う「熱愛ぶり」を見せつけたのはいいが、「職務」でもないのに2人揃って「JR無料パス」を使ったとして槍玉に挙げられたことは記憶に新しい。

 無料パス費用は後日、所属する議会が支払う。要するに国民の税金を使って「いい思い」をしたわけだ。金子は「議貞4人とIT企業家、女性秘書たちと熱海で1泊2日の勉強会があった。だから公務です」などと言い張ったが、私的な勉強会が公務であるはずがない。そもそも勉強会を泊まりがけで熱海のホテルで開く必要性などない。ましてや、国民の模範となるべき国会議員同士が新幹線の中でイチャイチャするなどもってのほかである。

金子の結婚相手の元妻は、なんと同じ自民党の……

 ところで女性というのは、すこぶる自己本意で、理性よりも感情に支配されるから、たとえ愛想が尽きて「三行半」を突きつけた相手でも、他の女と再婚するとなると、複雑な心境になるものだ。相手が自分よりもキレイだとなれば、なおさらだ。嫉妬心も芽生えよう。これは“教養ある”国会議員でも市井の女たちと少しも変わりがない。

 実はそんな女が永田町にいる。昨年末の総選挙で父の仇敵を破って初当選した自民党の加藤鮎子衆議院議員(36)だ。加藤鮎子と言えば、元自民党幹事長にして一時は総理候補でもあった加藤紘一を父に持ち、2012年の総選挙で父の選挙区を取り戻し、父の無念を晴らした「孝行娘」だ。だが、そんな加藤がなんと金子と再婚することになった宮崎の前妻だったというのだから、政界はややこしい。

 それにしても党の執行部として頭が痛いのは、加藤の「女心」を考慮すると、金子とは鉢合わせにしにくいことだ。例えば金子が所属する予算委員会に加藤をもって「差し替える」ことができない。予算委員会は審議時間が長いから、途中で委員を入れ替えることがある、これを業界用語で「差し替え」と呼んでいる。差し替え要員は主に加藤のように一年生議員だが、委員会室で二人が「女の闘い」を演じ、火花を散らされても困るというわけだ。

吉良佳子の路上キスは「資本主義的退廃」か?

 一方、共産党では男女の風紀の乱れは「資本主義的退廃」と見なされるが、そんな「お堅い政党」の女性議員でも、恋もするし、時には人目も憚らず濃厚なキスシーンを演じることもある。それは共産党の吉よし子参議院議員(32)だ。

 吉良といえば、2014の3月21日、寿司店でロックグラスで酒を呷った挙げ句、東京・池袋駅のホームで共産党の職員と熱いキスを交わす姿が捉えられた。よほど別れが辛かったのか、相手が電車に乗り込もうとしても、左手を最後まで松崎の手から離そうとしない熱愛ぶりで、その2週間前にも天ぶら屋で食事をした後、松崎と吉良のマンションヘ直行していた。さらにその後も目黒区内の都立大学駅近くの公道でまたまた路上キスをしていたことが報じられた。唇がふやけるくらいキスが好きらしい。そんな吉良が「粛正」もされず、結婚にこぎ着けたのが2014年12月。まずはメデタシメデタシといったところであろうか──。

朝倉秀雄(あさくらひでお)
ノンフィクション作家。元国会議員秘書。中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員を経て国会議員政策秘書。衆参8名の国会議員を補佐し、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理にも携わる。現職を退いた現在も永田町との太いパイプを活かして、取材・執筆活動を行っている。著書に『国会議員とカネ』(宝島社)、『国会議員裏物語』『戦後総理の査定ファイル』『日本はアメリカとどう関わってきたか?』(以上、彩図社)など。最新刊『平成闇の権力 政財界事件簿』(イースト・プレス)が好評発売中
「国会で“男漁り”する女性議員たちの婚活事情」のページです。デイリーニュースオンラインは、国会政治スキャンダル社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧