外国人が「日本語に戻した方がいい!」と思うカタカナ語トップ10 (2/2ページ)
国や自治体で感染症がどれほど広がっているかなどを調査、把握し、対策を練って監視することを示します。
(4)スキーム ⇒ 計画
しっかりと枠組みをもった計画、という意味です。目的を達成する仕組みや、ちゃんと考えられ、全体がまとまっている計画のこと。
ビジネスシーンや政治家がよく口にする言葉ですが、実際の英単語には「たくらみ、陰謀」という意味があるので、外国人は「プランでいいのでは?」と思うようです。
(5)スクリーニング ⇒ ふるい分け
選別すること。パソコン用語では、データをユーザー別に分けたり、写真やイラストの濃淡を加工調整したりする際などに使います。
医療現場では、集団の中から特定の病気が疑われる人を選び出す、といった場合に聞かれる言葉です。
(6)トレーサビリティー ⇒ 履歴管理
食品や工業製品、医薬品などの商品が、どの材料や部品を使っていつ生産され、加工され、販売されているかの流れを明確にすること。「食の安全」が求められる中で浸透した言葉。
(7)アジェンダ ⇒ 予定表・行動計画
簡単に言うと「やるべきこと」。会議の「議題」という意味も。最近の選挙では、政党の「重要な課題、政策」と使われています。
(8)エンパワーメント ⇒ 権限付与
組織に属する人間ひとりひとりが力を付け、行動し、自分たちの状況を変えていこうとする動き。また、個人の潜在能力を高めて、社会全体の発展に結び付けること。
(9)コンソーシアム ⇒ 共同事業体
互いに力を合わせて、目標達成を目指す組織や集団のこと。「連合」という日本語のほうがしっくりくる人の方が多いのでは?
(10)パブリックコメント ⇒ 意見公募
行政が政策を決める過程で民意を反映させる仕組みをさす。計画案などに対しての意見を募り、よりよい行政を目指すもの。
どの言葉も、普通に日本語を使ったほうがわかりやすく、言葉本来の意味を伝えるためにはカタカナ後を知っていたとしてもあえて日本語を口にした方が「丁寧な人」という印象を与えるでしょう。
あえてカタカナ語ではなく、美しい日本語を使うことで、相手の気持ちに立った会話が生まれるかもしれませんね。もっと知りたい人は『もう一度学ぶ日本語』の本を読んで、ぜひ美しい言葉選びの参考にしてください。
(文/中田蜜柑)
【参考】