恋愛スキャンダルで今注目を浴びているのが、片岡愛之助（43）と熊切あさ美（34）だ。ことの発端は、片岡愛之助が藤原紀香（43）との熱愛を報じられたことから始まる。

　世間はこのニュースを受けて、片岡愛之助と熊切あさ美は破局したものだと思ったが、事態は一転。熊切が5月29日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』（日本テレビ系）にVTRで出演し、涙ながらに「別れ話になったことはない」「信じて待っている」と訴えたのだ。

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「熊切が怖かった」別れを切り出せず

　なぜこんなことになったのか。6月2日発売の「女性自身」（光文社）では、片岡愛之助が明確に別れを切り出せなかったことが原因だと報じている。そしてその理由は「熊切あさ美が怖かったから」だという。恋愛にのめり込み、何をするかわからない熊切あさ美に、はっきりと別れを告げることができずに、距離を置いたのだ。

　熊切が『ミヤネ屋』で語ったことに対して、愛之助も反撃。

「別れ話は昨年も2、3回出ている」

「別れ話がこれまで一度もない、という主張は違う」

と、芸能レポーターの井上公造氏に話している。

　本来ならば、紀香を入れた三角関係のはずなのに、とうの紀香は置いてきぼりで愛之助・熊切の関係だけがクローズアップされた変な状態になってしまっている。

　上手く別れることができなかった愛之助と、事実上破局しているのに、まだ付き合っていると宣言する公開ストーカー状態の熊切。両者とも評判はだだ下がり中だが、二人には大きな違いがある。

　上方歌舞伎のプリンスで、最近はドラマに引っ張りだこの愛之助。対して熊切は「崖っぷちアイドル」と自ら名乗るほど失うものがない。さらに彼女は暴走しがちな性格ということは、よく知られている。

　愛之助がもう絶対に戻らないと悟ったとき、熊切のリベンジが起こるかもしれない。それは、まさに捨て身の暴露。そこに期待感を持つ業界関係者は多い。

「2年以上にわたって付き合っていましたから、それなりに話す内容もあると思います。なかなか分からない梨園の世界での恋愛、上方歌舞伎のプリンスとの、かなりきわどい話題まで期待が持てます」

　だが、「ただし」と注釈がついた。

「VTRを見た人からは『34歳なのに幼稚』『薄っぺらい演技に見える』と評価されてしまいました。このままでは、話の信憑性が薄く暴露も話題になりません。きちんと別れを受け止める必要がありますね」（同関係者談）

　現在は公開ストーカー状態の熊切だが、冷静になって、今の恋愛感情が反転して憎しみに変わったとき。それがもっとも愛之助を震撼させることになるだろう。

（取材・文／タナカアツシ）

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