【アニメキャラの魅力】いずれは日本一の神に!?住所不定無職デリバリーゴッド「夜ト」の魅力とは?『ノラガミ』

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(C)あだちとか・講談社/ノラガミ製作委員会
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 様々な神と、神の武器である神器、人間たちの此岸と彼岸の境界を超えた物語、それが『ノラガミ』です。この物語の主人公が「夜ト(やと)」。自称・神であり、ぼろぼろの王冠マークのジャージと首もとの謎の布(夜ト曰く、ゆるふわ)がトレードマークの、青年のような姿をしています。売れない神をつづけて数百年。やっと「壱岐ひより」という初めての信者、「雪音」という神器の中でもすごい“祝の器(はふりのうつわ)”を手に入れた「夜ト」。今回はそんな「夜ト」の魅力についてご紹介したいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■残念な性格、でもやるときはやるんです!

 本来なら魔を斬る毘沙門天(びしゃもんてん)のような武神のはずですが、数百年の間、自称・神として存在してきた「夜ト」は、五円で人々の願いをかなえる便利屋のような布教活動をおこなっています。水道のゴムパッキンの交換、ネコ探し、子供の面倒・・・、時には天神の下請けをやることもあり、依頼を次々にこなすことで存在し続ける神なのです・・・。ガサツな上にテキトウ、へたれなためか神器にも恵まれず、もちろん人気もナシ・知名度ナシのマイナーな神さま・・・。いずれ、知名度をあげ、信者を増やし、日本一の神になることが目標のようですが、なかなか成果はあがっていないようです。

 そんな「夜ト」ですが、実は長年の間、最強の武神である「毘沙門天」と戦い続ける事が出来るほどの腕の持ち主。いじめられている子に発破をかけて助けたり、人に仇なす妖を斬ったり、神器なしで妖を撃退したりと、かなりの実力を持っているのです。自分が信じたものはかならず守り抜く、そんな一面も持っています。例え、「雪音」に差され続けても信じ、雪音が妖になりかけても見捨てずに彼を救ってみせました。また、ひよりに危害が及べば、自分のことなど顧みず、彼女を助けに正面からぶつかります。普段はアレですがやるときはやる。そんな「夜ト」の姿はかなりかっこいいです。

■過去との決別

 その昔夜トは、彼が「父様(ととさま)」と呼んでいる人間によって生み出されました。詳細は不明ですが、本名は「夜卜(やぼく)」と言います。父様は夜トに人斬りを命じ、善と悪を教える存在がなかった幼い夜トは人斬りを楽しんでいました。その頃、彼と一緒だったのが、緋(ひいろ)と呼ばれる神器。緋と共に人斬りをおこない、禍事を好む卑しい禍津神として知られたのです。この後、毘沙門天や兆麻、小福、大黒などと出会い、人を斬ることで彼らを救います。

 そして「壱岐ひより」に出会い、「雪音」を得たことで、「オレ、人を幸せにできるような存在になりたい!!」と決意。緋を放ち、禍津神であった過去・緋や父様と決別し、雪音から「夜トはひたすら災いを断て!」と道を示され、妖を斬る活動をおこないます。「夜ト」は今後、どのような成長を遂げていくのでしょうか。新たな魅力がどんどん出てくる彼から、とても目が離せません。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:谷原マキ(キャラペディア公式ライター)

(C)あだちとか・講談社/ノラガミ製作委員会

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