【冴え女シリーズ(1)】[ナンパ男は前世の私の王子様?]1話(後半)「ねぇちょっとそこのアンタ!」 (2/3ページ)

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お店が嫌ならこのへんで立ち話でもいいから」
央美「嫌です」

耀司「そんなキッパリと拒否んなくても! オレはただちょーっと話したいなぁって言ってるだけで」

央美「もうちょっと話したからいいですよね? 失礼します」

耀司「あ、待って。ちがっ、行かないでっ」

央美「え、これってなんですか? ナンパじゃありませんよね? 新興宗教の誘い?」

耀司「前者のつもりなんだけど……」

央美「絶対嘘。私みたいなのをナンパなんてするなんておかしいもの。罰ゲームかなにかでしょ?」

耀司「なんでそういう風に思うの?」

央美「あなたみたいに見た目が派手な子が私みたいな女に声をかけるなんて、絶対なにかあるもの」

耀司「ないない。アンタが考えているような事はなんもないって」

央美「あなた学生さん? こんなところで油売ってないで時間を有意義に使ったら?」

耀司「待って、少しでいいから話聞いてよ」

央美「じゃあナンパの予行練習? そんな事しなくてもあなたみたいなイケメンならちゃんと成功するから安心して」

耀司「アンタで成功しないと意味がないんだって」

央美「ナンパの練習で使われるなんてたまったもんじゃないわ。やめてよ」

耀司「オレ、マジでナンパしてるつもりなんだけど!」

央美「ちょ、腕掴まないでよ! やめてっ、離して!」

耀司「アンタが逃げるからだろ!」

央美「ナンパとかそういうのは、もっと可愛い子にしなさいよ」

耀司「アンタじゃないとダメなんだって! 少しでいいからオレの話聞いてよ」

央美「腕離してくださいっ」

耀司「離す、離すから落ち着いて。大きな声ださないで。皆みてるじゃん」

央美「あなたが急に掴んでくるからでしょ」

耀司「それはアンタが逃げっ、ああ違う。話がループしちゃう。掴んだのは謝るよ。

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