食事で記憶力低下のリスクが3割減!脳を老化させない5つの習慣
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誰だって、年をとるのは嫌なもの。それは海の向こうでも同じで、2014年にアメリカで行われた調査によると、全体の87%にあたる2,000人が「年をとることが怖い」と回答しています。
その理由として多く挙げられたのは、体の衰え、そして記憶力の低下でした。確かに、愛する人の記憶を失うのは恐怖ですよね。
しかし、ケンブリッジ大学の研究によると、アルツハイマーの3分の1は予防できるものなのだとか。つまり、年を取ったら必ず認知症になったり、記憶をなくしたりするわけではないのです!
それでは、脳の働きを衰えさせないためにどんなできることができるのでしょうか? 今から習慣にすべきことを5つ、『US News』よりご紹介します。
■1:運動する
アルツハイマーになる7つの要因というものがありますが、そのトップはズバリ“運動不足”です。
2014年にアメリカの科学雑誌『The Lancet Neurology』で発表された研究によると、週3回20分激しい運動をした人、または週5回30分軽い運動をした人より、まったく運動しない人は82%症状の進行が見られたのだそうです。
いつまでも頭の柔らかい人でいたいなら、少しでも体を動かすようにしてみては?
■2:地中海料理を食べる
インターネットには食べ物やサプリで認知症が防げる、といった情報がたくさんありますよね。「本当かな?」と思いますが、あながち嘘でもないんです。
最近の研究では、食べ物は確かに脳の働きに影響すると考えられています。とくに地中海料理は野菜、豆類、魚、そして全粒粉が豊富で、こうした食べ物は記憶力の低下を防ぐのに効果的なのだとか。
地中海料理をよく食べる人は、そうでない人に比べて28%記憶力が低下するリスクが少ないといったデータが出ています。なお、アルツハイマーのリスクはなんと48%も低くなるのだとか。
また、マウスに脂肪たっぷりの食事を与えたところ、脂肪を3分の1に抑えたマウスより、記憶力が大幅に落ちたという実験結果もあります。健康的な食事は、体だけでなく脳の働きにも影響するようです。
■3:新しいことを始める
よくクロスワードパズルやカードゲームは記憶力の低下を防ぐ、と言いますよね。でも、2010年のアメリカの研究によると、それよりもっと効果的な方法があるのだとか。
それはなにか“新しいことをすること”。2013年の研究では、毎日新しい刺激がある職業(大学教授やパイロット、医師など)は脳を活性化することができるということがわかりました。
高度な教育を受けることも、脳細胞の代謝がよくなり、認知症の予防になるのだそう。新しい発見をし続ける、新しいことをし続けることは、若さの秘訣だったのです!
■4:想像をふくらませる
最近、想像力を働かせていますか? 実は何かを想像することも、脳の働きを活性化するのに効果的なんです。
エセル・バウンバーグ氏はアメリカで想像力を使うアクティビティが子供に与える影響について調査していますが、彼女はこれはお年寄りにとっても効果的な活動なのだと主張しています。
私たちは大人になるにつれ、想像力を制限してしまいます。ですが、未来のことを想像するのは記憶力の低下を防ぐのに効果的なのだとか。
例えば孫を公園に連れていくことを想像します。そのとき、できるだけ詳細に、どこに何があるか、公園の草の葉までも想像するのです。
毎日数分間未来のことを想像するだけで、頭をはっきりと保つことができる、という研究も2008年にハーバード大学から発表されています。子供のように想像力をたくましくしていきましょう!
■5:自分の年齢を受け入れる
2009年のイェール大学の研究によると、年をとることにネガティブな考えの人は、そうでない人に比べ、記憶テストの成績が悪かったそうです。
また2013年にカリフォルニアで行われた同様の調査では、成績の差は20%ほど開きました。
人間はいつまでも同じではいられません。毎日少しずつ変わっているもの。体や心の変化を、前向きにとらえて生きていければいいですね。
年齢を重ねることにはネガティブなイメージがつきまといがち。でも、悪いことばかりでもありません。ポジティブに自分の変化を受け入れていきましょう。
(文/和洲太郎)
【参考】