映画『トゥモローランド』ブラッド・バード監督にインタビュー (3/4ページ)

Kotaku


――アテナのアクションは、監督が今まで手がけてきたようなCGアニメのようだと感じたのですが、あえてそのように作ったのでしょうか?

バード:私はアニメーターでもあるので、実写映画を作る時もアニメーターの視点を持っていて、意図せずそうなってしまうのだと思います。

ちなみに彼女のアクションシーンはほとんど彼女が行っていて、CGはワンシーン以外使っていないんですよ。でも、人によっては私のCGアニメが実写映画のようだという人もいるんですよね。だから自分ではよくわからないです(笑)。


――監督は実写とアニメの両方で作品を作ってきましたが、どちらのほうがやりやすいのでしょうか?

バードどちらもいろんな面で簡単であり、難しいですね。

アニメでは自分が何を作っているかは、映像化する前に把握できます。どうするかを決めなければ映像化できないですからね。あとは、そこから修正し、質を上げていくことになります。

実写では、一部の監督は多くのシーンをとにかくいろんな方向から撮って、編集に丸投げするという手法をとりますが、私はそんなやり方を「ゴミ演出法」と名付けるくらい嫌いです。

実写のいいところはそういう方法がとれるところではなく、偶然にいろんなシーンが生まれて、それを活用できるところです。アニメーションは事前に計画しないとできませんからね。


――とにかく明るいメッセージの込められた映画でしたが、映画の中で、近年の暗いエンタメ作品やディストピアものに対して否定的な台詞もありました。監督自身はそういった作品に対してどうお考えでしょうか?

バード:そういった暗いエンターテイメントは、人々が抱えている感情の表れだと思っています。

「映画『トゥモローランド』ブラッド・バード監督にインタビュー」のページです。デイリーニュースオンラインは、SF/ファンタジー映画カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る