【冴え女シリーズ(1)】[ナンパ男は前世の私の王子様?]3話(前半)「まだオレの事警戒してる?」 (2/3ページ)
ね?」
央美「じゃあ、お金払うわ。見知らぬ年下の子に奢ってもらうなんて嫌だし」
耀司「ならお近づきの印ってことで。ね?」
央美「……私はお近づきになるつもりはないんだけど……。そこまで言うんだったら、じゃあ、コーヒーで。ねぇ、あなた」
耀司「耀司。耀司って読んで。そんで、できたらアンタの名前も教えてほしい」
央美「……耀司くんがなんだか知らないけど真剣なのはわかったわ。改めて聞くけど、まだ前世で逢ったなんて話をするつもり?」
耀司「あ、名前教えてくれないんだ……まだオレの事警戒してる?」
央美「もちろん」
耀司「ううっ、ひどいなぁ。まぁ、そうだよね。突然、前世で会った事ない?なんて聞かれたら警戒しちゃうよね……あ、はいコーヒー」
央美「ありがとう。ようやく自分がいかに不審な事をしていたかわかった?」
耀司「オレだって戸惑ってるんだ。アンタとすれ違った瞬間、知らない記憶が頭の中を飛び回って、とにかくなにがなんでもアンタに話しかけなきゃと思ったんだよ」
央美「焦ってたとしてもあなたナンパ下手すぎない? あなたがあんな風に話しかけてこなきゃ、私だって、もっとまともに対応できたかもしれないじゃない」
耀司「仕方ないじゃないか。