響け! あがたまつり。世界遺産の真近で息づく奇祭、京都・宇治の縣祭 (2/3ページ)
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「おまつりトライアングル」というよりは、多角形だったわけです。それも、対角線が多過ぎの。

もちろん、現代においてそんな無法地帯の現出が許されるわけもなく、今の縣祭は威勢の良い梵天と夜店がメインの健康優良な祭として継続してます。『響け! ユーフォニアム』での表現も、そんな健全な側面にスポットを当てたものなのでしょう。もっとも現実の祭では、健康過ぎて元気の余った地元近隣のヤンチャな方々も、大集結。それにマンツーマンで接客する勢いの量で警官も配備され、宇治駅周辺がごった返したりします。作中における宇治駅のあの清廉な佇まいは、祭当日深夜の現場を見た私からすると、もはやSFです。

それでも、縣祭の健全な側面に注目が集まるのは、良いことに違いありません。聖地巡りの方や祭好きの方は、出かけてみてはいかがでしょうか。個人的には、縣神社の参道=縣通りにキラ星の如く並ぶお茶の老舗が出すグリーンティー、その飲み比べがおすすめです。