凄惨マッチの世IV虎が電撃引退、繰り返されるプロレス団体の「トカゲの尻尾切り」 (3/4ページ)

東京ブレイキングニュース

 ただ「神聖なリングが、プロレスが、汚された!」とプロレス専門誌まで一丸となって被害者アピールをしただけである。業界関係者や、某専門誌の記者など、裏では専門家ぶって「お助けしますよ」と打診をして来て、AVメーカーの金で飲み食いしてみたり、適当な名目で金を受け取った人間までいたにもかかわらず、誌面ではクソ叩きにして下さったのである。

 あの当時を思い出しながら今回の "凄惨マッチ" の一件を考えてみると、団体の無責任さといい、庇って貰えなかった世IV虎の無念といい、私の目には「あの頃と何ひとつ変わっていない」ようにしか映らない。

 世IV虎vs安川戦は、感情的になって一線超えた世IV虎に批判があるのは仕方ないにせよ、何よりも試合や選手を管理する団体の落ち度が最も大きい。プロレスの試合は選手が勝手に組むものではなく、団体が会場と契約し、マッチメイカーが団体や各選手の思惑を込めて試合カードを組み、興行として成立するものである。ならば、最も責任が重く、何かあった場合に最も重い罪を負うのは団体でなければ話がおかしい。

 それをウヤムヤのまま世IV虎を引退させるとは無責任にも程がある。世IV虎が引退せねばならないほど悪いというならば、団体の代表者などはそれ以上に悪いとされなければならない。それが "管理者責任" というものではないのか。それに、ヤラかした世IV虎の更生(?)など、プロレスならばいかようにも料理できる美味しい素材だろう。なぜそれすらせず、安易にトカゲのしっぽ切りをしてしまうのか。スターダムには、せめて世IV虎の汚名を団体として共に背負うくらいの器量を見せて欲しかった。むしろその方が団体への信用も増し、災いを転じて福に出来たはずだ。

 ここでふと頭に浮かぶのがももクロの存在である。スターダムは最近になってももクロのイベントに出演し、交流が生まれ、あわよくばというチャンスを掴んだ状態にある。憶測で具体的な事を書くのは避けるが、私はこの状況にとてつもない"薄汚さ"を感じている。そもそも世IV虎と安川のタイトルマッチも、安川悪斗をフィーチャーした映画『がむしゃら』の上映が迫る中で組まれたもので、どう考えても話題作りとしか思えない背景があった。

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