第一次世界大戦の影響で汚染された、知られざる立ち入り禁止地域。フランス「ゾーン・ルージュ(レッドゾーン)」 (2/8ページ)

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 "ここには教会があった"

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 しかし、ここ数十年の間、ひと目を忍んできたこの緑の森に、森の番人やハンターたちが入り込むようになった。2004年、ドイツの研究者がこの森の土壌に17%にもなる極端に危険なレベルの砒素が含まれていることを発見した。これはこれまでのレッドゾーンで見つかった平均的なレベルの何万倍もの量だという。

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 この森の水にも砒素が含まれていた。これは生物の許容量の300倍にもなり、付近で仕留められたイノシシの肝臓からは異常な量の鉛が見つかったという。

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 近隣の住人、森の管理者、ハンターなどが写真のような廃屋小屋を利用して、昼食をとったり、仕留めた獲物を保管したりしていたが、こうしたことまでは医学的調査の対象になっていなかった。ついに政府は2012年にこの地域への立ち入りを禁止し、地元では “Place-a-Gaz” として知られるようになった。

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 フランス政府は特殊機関を設立して、残留弾薬の完全な除去を進めている。
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