『KOF XIII』のストーリー、実は格ゲーとは思えないほど壮大! (7/10ページ)

Kotaku

しかし、サイキは今にも閉じてしまいそうな「扉」の向こうに逃げようとします。

過去に戻れば、またやり直すことができる。今回はダメでも、また時間を超えて来ればいい。サイキは、アッシュの意思に過去に戻るよう命じます。

普通に考えれば、このまま「扉」が閉じるまで過去に戻らなければアッシュの勝利です。しかし、実はサイキはアッシュの祖先。皮肉にもアッシュの一族は、退けなければならない対象の血を引いていたのです。そう、ちょうど八神家が本来封じる存在であるオロチの力に、身を染めてしまったように。

このまま過去に戻らず「扉」が閉じれば、もう過去と現代を行き来することはできません。もしそうなれば過去の世界からサイキの存在が消え、タイムパラドックスが生じ、アッシュはサイキもろとも消えてしまいます。それは「死」よりも恐ろしい...歴史そのものからの「消滅」を意味するもの。


最後の決断


しかしアッシュは、動きません。「ボクはこの世界のことが...けっこう、気に入ってるんだ」。そう語り、自らを犠牲に人類の未来を救うことを選んだのです。

そして、エリザベートからの悲痛な声「あなたを連れ戻しに来たのに!」という言葉が響く中、アッシュは...


最期


「消滅」しました。

次の瞬間、支配の糸が切れ倒れるローズ。それを受け止める、アーデルハイド。戦いの裏で苦悩していた兄妹もまた、アッシュに助けられたのです。

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