小学校入学後の差がスゴイ!日常生活で「算数力」を身につけさせる3つの方法 (2/2ページ)
何度か“どこまで数えたかわからない状態”を経験させた上で、「じゃあ、10個ずつの固まりにしてみない?」とアドバイスしてあげるのです。
ポイントは子どもが体験から学ぶこと。少々じれったくても、辛抱して見守りましょう。
(2)身長や体重で「単位」を意識させる
「自分の身長が何センチかわかる人」と質問すると、小学2年生でも答えられない子がいます。“センチ”をはじめとした“単位”は小学校2年生の算数で習うので、無理もないのですが、算数力がある子とない子では、その理解力に大きな開きがあるようです。
幼児期から長さの単位を教える必要はありませんが、服を買うときに「大きくなって110cm用の服が着られなくなったから、一回り大きい120cmの服にしようね」と、数と単位が紐づいて長さを表しているということを感覚的に伝えることは必要です。
また、身長だけでなく、体重も単位を感覚的に学ばせる良い教材です。子どもの体重も計りながら、「好き嫌いしないでたくさん食べたから、先週よりも500グラム増えたね」なんて言ってあげましょう。
すると、スーパーでお肉のパックの“グラム”表示を見た子どもは「僕の体重はこれだけ増えたんだなぁ」と思ったりするのです。子どもはいろいろな出来事を結び付けて、実生活の中からたくさんのことを学びとっているんですね。
(3)ママは単位を正しく使おう
数を覚えたての頃は仕方ありませんが、おせんべいを数えるにしても、鉛筆を数えるにしても「1つ、2つ、3つ……」と数え続けるのは良くありません。
幼児期に全て「1つ、2つ……」で教えていると、入学後に算数の文章題でつまずきます。計算はできるのに、“猫は全部でなんびきいますか?“の問題に“4ひき”ではなく“4つ”と書いてしまうのです。
子どもが正しい単位を使えなくても、親はおせんべいを「1枚2枚……」、鉛筆を「1本、2本……」と数えましょう。すぐに使い分けができなくても、いつも耳にしていることで自然と単位を使い分られるようになります。
いかがでしたか?
幼少期に特別な勉強をしている子だけが算数力のある子になるわけではありません。日常生活の中でさりげなく会話や生活の中に取り込んでいくことで、算数を理解する土台がしっかりと作っていきましょう。