すぐに役立つ『ベルリン部屋探し術』ーハウスシェアしようー
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言葉も文化も全く違うドイツで、ベルリンで、いきなり一人暮らしするのはとっても不安。 まずは、誰かと一緒に生活したい。 ハウスシェアなら、一人暮らしよりは、割安そうだし。。。 ハウスシェアしたい理由は、十人十色。人それぞれ。 でも、探し方は多分みんな同じです。
部屋の探し方は???
ベルリンに既に友人知人がいる場合は、空き部屋情報がないかどうか、聞いてみましょう。
また、FacebookなどのSNSも活用しましょう。
日本語だけでなく、ドイツ語や英語で書くと、他の人にシェアしてもらいやすくなります。
エリアや予算、その他の条件があれば、それも忘れずに。
とはいえ、あまりに格安すぎる予算設定や、細かすぎる条件では、該当する部屋情報が少なくなってしまいます。
どうしても譲れない条件だけ残して、なるべくたくさんの部屋情報を収集できるようにしましょう。
そして、それと同時に忘れてはいけないのは、ネット上のWG探しサイトのチェックです。
WG探しはネットが大活躍
出典: WG gesucht
ドイツでのWG探しサイトは、様々なものがありますが、おそらく一番知られているのは『WG gesucht』
WG gesucht:http://www.wg-gesucht.de
地域、予算、人数、部屋サイズ、入居時期などなど、様々な情報をまとめてみる事ができ、そのサイトを通して、コンタクトをとる事もできます。
部屋を貸したい人だけでなく、部屋を探している人が自分のプロフィールをのせて、積極的に部屋探しする事もできます。
基本的な言語は、ドイツ語か英語になりますが、そのWG内では、どの言語を使う人がいるのか?などの情報を載せる事もできるので、どんな国の人と一緒に生活する事になるのか、簡単にわかります。
連絡は早い者勝ち。
条件にあう部屋情報が見つかったら、すぐに連絡しましょう。
電話番号が書いてあったら、すぐに電話しましょう。
ドイツ語わからないから。英語も自信ないし。。。
慣れない外国語での電話の会話が緊張してしまうのは、よーくわかります。
でも、ここはひとつ頑張って電話しましょう。
WGの家賃もうなぎ上りのベルリンでは、お値打ち物件は、情報がアップされると同時に、信じられないほど多くの希望者が殺到します。
例えば、人気エリアの駅裏にあったお値打ち家賃のWGは、家主がシェアメイト募集の情報をネットに掲載したとたん、見学希望のメールが2日で400件以上届き、電話は鳴り止まず。。。
あまりの反応の多さに、電話番号はすぐ削除し、メールでの問い合わせもその2日で締め切り、その膨大な見学希望者の中から、10名ほど選び、部屋見学に招待し、その中から、新しいシェアメイトをたった1人だけ選びました。
語学に自信がない。という思いは、部屋探しの間は封印しましょう。
電話で連絡がとれたら、言う事は簡単です。
『シェアメイト探してるっていう情報みたんだけど、部屋の見学させてもらえる?』
電話が繋がらなかったら、留守電を残し、メッセージを送りましょう。
ドイツの携帯電話には、日本のように携帯電話専用のメールアドレスなどは無いので、携帯電話でのテキストのやりとりは、もっぱらSMSやWhatsAppを使います。
日本で主要な連絡手段の1つになっているLINEアプリは、ほぼ無名といってもいいでしょう。
また、ドイツでは未だにガラケー以前の、初期の初期、初代携帯電話とでも言えそうな、電話機能と文字制限ありのSMSしかやりとりできない、コロンとしたフォルムの携帯電話を使っている人が、老若男女問わず大勢います。
メッセージを送る場合は、相手の携帯電話事情も考慮して、簡潔な内容を送りましょう。
『部屋を選ぶ』のではなく、『選んでもらう』
部屋探し初心者が陥りがちなのが、部屋を探している自分に決定権があると思ってしまう事。
ネットや友人から、いくつか部屋情報が手元に集まってきて、部屋の見学にも行ったけど、気に入った部屋は、アレか、コレか。。。それぐらいかな〜。一番候補は、あの部屋かな〜。
そんな楽しい想像、するのは構いませんが、よほど借り手が見つからないような部屋以外は、選ぶのは貴方ではなく、家主です。
「ちょっと考えてから、この部屋に住みたいかどうか連絡するね。」
そんな事を言っている間に、家主は新しいシェアメイトを決めてしまいます。
部屋探しは、まさに『数撃ちゃ当たる』。
よほど譲れないポイントがある場合以外は、住みたいアピールをがんがんしましょう。
部屋探しは、不動産関係のドイツ語や英語も理解しなきゃいけないから、慣れるまで大変!!
次回は、『WG gesucht』を参考に、WGの探し方を具体的にみていきましょう。