人生を楽しめる考え方は「1010回目で当たりが出ればOK」? (2/2ページ)
・思いついたことは、片っぱしからなんでもとりあえずやってみる(サイコロを振って、振って、振りまくる)
・一か八かのかけに何度でも挑戦する。
■1,010回目でチャンスをゲット
この考え方に基づいて成功したのが、ケンタッキーフライドチキンで有名なカーネル・サンダース氏だといいます。
彼が事業に失敗した62歳のとき、おいしいフライドチキンにレシピだけをもとに再スタートしたのは有名な話。
つまり、そのとき彼は無限回サイコロ振ってOKルールにのっとり、1,009社に対してフライドチキンのレシピを売るフランチャイズの話を持ちかけたわけです。
どこも耳を貸してくれなかったけれども、1,010社目が話に食いつき、それがケンタッキーフライドチキンのフランチャイズ展開につながった。
つまり、もし1,009社目でサイコロを振るのをやめていたら、いまのケンタッキーフライドチキンはなかったことになるということです。
このようにとてもユニークな内容ですが、だからこそ共感できる部分も多いのではないかと思います。
(文/印南敦史)
【参考】
※JUNZO(2015)『人生ドラクエ化マニュアル』ワニブックス