中森明菜の父が「娘に会いたい」胸中告白 (2/2ページ)
『週刊新潮』によると、明菜は復帰に向けて2014年8月に2枚のアルバムを発売し、合計で25万枚を超す大ヒットを記録。
「自分はまだ求められている」
と実感した明菜はその高揚のまま『紅白』に臨み、それも見事に成功させた。
だが、年明けの1月21日に発売した新曲『Rojo-Tierra-』や、その一週間後に発売したアルバム『歌姫4』はどちらも2万数千枚と“大コケ”。このことで、明菜は再び塞ぎこんでしまったのだという。
また、明菜の復帰にはライブやディナーショー、7月13日に控えた50歳の誕生日を記念したイベントなど、多くの企画が練られてきた。しかし、やはり本人の気分の変動が大きいことや、1999年にファンクラブ主催のバースデーコンサートをドタキャンした過去などもあり、なかなか見通しが立っていないのが現状のようだ。
「家族なのだから、それは会いたいですよ」
明菜の現状を誰よりも心配している明男さんは、同誌の取材に対して娘への想いを語っている。
明菜と最後に会ったのは、明菜の母親が亡くなる少し前で、もう20年経つとのこと。今年1月の明男さんの誕生日にも、親族が集まって祝福する中、明菜だけが現れなかったと明かした。明菜が過去に起こした自殺未遂騒動などにも触れ、
「帰って来にくいのかも知れませんが、家族なのだから、それは会いたいですよ」
と訴えた。
「そんな明菜は現在、恋人とも見られている年下のマネージャーと都内マンションで“引き篭もり”生活を送っていると、一部週刊誌で報じられてきました。このマンションの4~6階を貸し切り、白く大きなパネルで目張りされたベランダからは中が見えないようになっている。そこで明菜は一歩も外出せずに一切の世話をマネージャーが見ていると言われ、“廃人説”が噂されたことも」(テレビ局関係者)
紅白での復帰は、そんな不穏な情報を吹き飛ばしてくれたものだが、やはり完全復活はもう少し先のこととなりそうだ。ファンのためにも復帰したいという想いと、CD売上不振で落ち込んでしまう現実の間で、明菜は今も必死に戦っているのだろうか。
(取材・文/一樹守)