【毎日トリビア】Vol.59 一体どうなる!?間違った血液型を輸血されると…
毎日1つ知っても知らなくてもいいような、ゆる~い豆知識をお送りするこの企画。 「へ~」と納得できるようなものから「これは知りたくなかった!」とか思っちゃうようなものまでご紹介します! 毎日一緒にじんわりと知識を深めましょう! 今日紹介する豆知識は… まるで想像もつかない、間違った血液型の血液が輸血された場合にどうなるかという医学知識です!

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異なった血液型を輸血すると赤血球が崩壊し、地獄ようなの苦しみを味わう
間違った血液型を輸血される可能性は非常に稀です。しかし、絶対ないとは言い切れません。
では、仮に間違った血液型を輸血されると人はどうなってしまうのか?
そこに待っているのは地獄のような苦しみです。
最も問題なのは、免疫系が血管内で赤血球を破壊してしまう『溶血』と呼ばれる現象です。溶血を起こした赤血球は、あたかも溶けてしまったかのように細胞としての形や大きさを失って崩壊し、漏出したヘモグロビンによって細胞外の溶液(血漿など)が赤く着色されます。その結果、尿は茶色に染まるのです。
他にも、人の身体をみるみる黄色に変えてしまう『黄疸』という症状が起こったり、赤血球が分解した物質が血液内外で幾つもの連鎖反応を引き起こし、それを収束させようと免疫系は更に活性化します。活性化された幾つもの連鎖反応は収束することが出来ず、身体中の細胞をボロボロにしてしまいます。
同じ頃、残された数々の赤血球の破片は血管内で凝固され始め、一つの塊へと変化します。これを『急性溶血性輸血反応』と言い、救命できない場合はわずか2〜3日で人を死に至らしめます。
輸血する血液型の違い1つでこんなにもさまざまな症状が。
輸血する事態に陥ることも含めて絶対になりたくはないですね…