イーロン・マスクのSpaceX社が「ハイパーループ」の設計コンテスト開催を発表 (1/2ページ)
宙に浮き、摩擦の少ないチューブの中をカプセル型の乗り物が超高速で移動する。想定される速度は時速700マイル(1,126km)以上で、サンフランシスコからロサンゼルスを約30分で結ぶ……。
こんな次世代型の超高速交通機関『Hyperloop(ハイパーループ)』のコンセプトを、SpaceX社やTesla Morter社の創業者イーロン・マスク氏が明かしたのは2013年。それから2年、現在までに『Hyperloop』実現を目指しいくつものスタートアップ企業が登場し、開発を進めている。かねてよりSpaceXやマスク氏自身は『Hyperloop』の商業的な開発に携わる計画を持っていないとしているが、この壮大な計画を前進させるべく、このほどオープン・コンペティションの開催を発表した。
■ 『Hyperloop』のプロトタイプをデザイン・製作するコンペが開催
商業宇宙輸送会社SpaceXは、学生や独立したエンジニアを対象に『Hyperloop』のプロトタイプをデザイン・製作するコンペ『SpaceX Hyperloop Pod Competition』の開催することを発表した。
コンペを支援するため、SpaceXはカリフォルニア州ホーソーンの本社に隣接する敷地に、テストコースを建設するという。チューブの直径は約120~150cmで、コース全長はおよそ1.6kmになる見込みだ。参加チームは、2016年6月に予定されている『competition weekend』では、実際にこのコースでポッドを走行テストさせることになるようだ。

■ デザイン案は専門家が審査・フィードバック
今後の流れとしては、まず8月にルールやチューブの仕様といった詳細が発表され、参加チームは年末までに最終デザイン案を提出することになる。