『極道大戦争』三池崇史×『マッドマックス』ジョージ・ミラーの対談がマッドネス! (4/6ページ)
私もスピルバーグをはじめ、ロバート・ロドリゲスやJ・J・エイブラムスといったアメリカのフィルムメーカーからエネルギーをもらって、もっと映画を作りたいという気持ちになったからね。
三池:ただ、最近の僕は、最初に映画を撮りだした頃の情熱はまだあるつもりなのですが、自然と湧いてくるわけじゃなくて(笑)、自分で自分を焚き付けないといけなくなっているところがあるんです。
ミラー:映画を作り始めたときは、みんな熱意と情熱だけだったからね!
三池:そうなんです。今回の『マッドマックス』を観て、これから映画を続けるには、辞めるか原点に戻ってもう一回ゼロからやるか覚悟しなきゃいけないと思いました。
三池:ところで、映画の中で、この演出は僕にもできるっていうのが一つだけありました。
ミラー:どこだい?
三池:(頭の後ろに手をやって鉄仮面を取り外そうとする仕草をしながら)カシャカシャカシャってやつです。
ミラー:ハハハハ!!!
三池:トム・ハーディが装着させられた鉄仮面を外そうといつも手を動かしているのは、脚本にも書かれていたんですか?
ミラー:そう、はじめからあった設定なんだ。とにかくマックスは自由になるために脱出しようとしているので、あの顔を覆う仮面が相応しいと思ったんだ。
三池:あれはヤスリさえあれば僕の映画でもできる(笑)。あれ以外は、とても自分には撮れないと思いました。