繰り上げ返済はあまり良くない?ボーナスの有効な使い方

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繰り上げ返済はあまり良くない?ボーナスの有効な使い方

まとまったお金が入るボーナス時期には、「ボーナスで住宅ローンの繰り上げを」という話をよく耳にしますが、本当にそれでいいのでしょうか?

そこで今回は、家計決算で右肩上がりの人生をご一緒に!お金の悩み解決マネーバランスドクターの筆者とボーナスと繰り上げ返済のことを一緒に考えてみましょう!

■住宅ローンの繰り上げ返済のメリットは?

住宅ローンの見直しの代表格である“繰り上げ返済”。繰上げ返済のメリットは、利息総額の削減、返済期間の短縮、毎月返済額の削減、そして「借金=悪」と考える人が多い日本人には、精神的負担削減が一番大きいのかもしれませんね。

■では、繰り上げ返済はいいことばかり?

住宅ローンを組む条件として団体信用生命保険(団信)に加入している場合が多い。団信には返済中に契約者が万が一又は高度障害になった時、ローン残高に相当する保険金が債権者である金融機関に支払われ、ローンが完済されるという保険です。つまり、住宅ローンを返済している間は自動的に保険に加入していることになりますが、繰り上げ返済でその保障がなくなります。

また繰り上げ返済資金はあなたの家計から出て他人のものになります。手元資金が少なくなり、急な出費の時にお金がない!という状況になるかもしれません。

 住宅ローンVS教育費ローンVS自動車ローンでは、どの金利が一番高いか安いか確認してみましょう。「住宅ローンは返済期間が長いし高額だから……」と思い込んでいませんか?

「長い人生何回車を買い替えるのか?」「希望の進路には奨学金だけで足りるのか?」総合的に判断するためにも、未来の我が家の家計のお金の出入りがわかるキャッシュフロー表を作って確認してみましょう。

■住宅や車、教育費だけじゃない?

キャッシュフロー表を作ってみれば、「人生65歳以降も結構長い!」ということに気が付くはず。

ある年齢に達した人の、その後の平均生存年数を『平均余命』といいますが、平成25 年厚生労働省発表の平均余命は、現在30歳は男性が50.93歳(80.9歳)、女性が57.09歳(87.09歳)、40歳は男性が41.29歳(81.29歳)、女性が47.32歳(87.32歳)となっています。

つまりほとんどの方は80歳以上長生きすることがわかります。

老後の生活費は年金だけで足りるでしょうか? 蓄えがなければ、“老後ローン”が必要になりますが、この年齢で新たにローンが組めるでしょうか? そんな状態の精神的負担は?

老後のことも考えながら、繰り上げ返済を考えていく必要がありそうです。

仮に300万円のお金を20年複利運用すると、3%で約467万円になります。5%なら約795万円です。今から、長期運用を考えると小さなお金で大きな準備ができそうですよね。

いかがでしたか?

長い景気低迷期が終わり、ようやく景気回復の声も聞こえはじめてきましたね。久しぶりにボーナス額アップが期待できる状況になってきた今だからこそ、借金返済だけでなく、人生を総合的に判断して準備しましょうね。

(Re:sta小西昭子)

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