NASAが2100年までの「地球の気候変動予測」データを公開 (1/2ページ)

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NASAが2100年までの「地球の気候変動予測」データを公開

NASAは大気中の温室効果ガスの濃度に応じて、地球上の温度と降雨パターンが2100年までにどのように変化していくかという予測データを公開した。

データは21の気候モデル上でシミュレーションされた二酸化炭素の増加シナリオに合わせたシミュレーションとなっており、世界中の気候の変化が予測されている。

その解像度は高く、個々の都市や町といったスケールでの毎日の変化が確認できるほどになっている。

科学者などがこれらのデータを利用すれば、干ばつや洪水などといった気候リスクへの対応策を立てることに役立てられるだろう。

NASAとしては、自分たちが地球について宇宙から学んだことを、世界中の人々が利用する事で、地球温暖化に対処する方法を計画するために役立てて欲しいということらしい。

■ 温室効果ガスの排出パターン別のシミュレーション

この新しいデータセットは、カリフォルニア州のモフェットフィールドにあるエイムズ研究センターのNASA Advanced Supercomputing Center内にあるビッグデータ研究プラットフォームによる、NEX(NASA Earth Exchange)の最新作だ。

NEXは2013年にも、米国の農業や森林、河川、そして都市における気候リスクを投映したデータを発表していた。

NEXの研究者であるRamakrishna Nemani氏は、「これは気候研究のための基本的なデータセットとアプリケーションの評価だ」と語り、「NASAはNEXプラットフォーム上で、科学的なコラボレーションと知識の共有、研究開発の促進のために、コミュニティーベースのデータを提供し続けるつもりだ」と続けている。

このデータセットには、世界中で測定されたデータと第5期結合モデル相互比較計画(CMIP5)の気候シミュレーションのデータが統合されているという。

そして現在最高のシミュレーションモデルを使い、二つの異なるシナリオでシミュレーションを行ったということだ。

異なる二つとは、一つは温室効果ガスの排出レベルが現状維持の場合で、もう一つは排出が激増した場合だ。

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