社長が将来の話しかしない企業はヤバイ? 危ない企業の特徴 (2/2ページ)

新刊JP

決算書を社長から受け取ろうとした時、社長は支店長に決算書を渡す直前にページをめくって数字の点検をしました。この社長の行動を目にした支店長はすぐさま「この話は無かったことにしてほしい」と言い、決まりかけていた融資の話を取りやめましたのです。
 なぜ支店長は融資を取りやめたのか。それは、社長が決算書を渡す際に行った、ページをめくり中身の数字を確認した点に不信を抱いたからでした。真正な決算書であれば、表紙に書かれている「○年×月期」という数字だけ見れば済むところ、ページをめくり中身の数字まで確認したということは、他にも決算書は複数存在しており、今手元にあるのは銀行に渡すために粉飾された決算書か否かを社長は確かめていたと考えたのです。その後、実際にこの会社は粉飾決算を行っていたことが発覚したそうです。

 本書はこの他にも、生き残る企業の条件や、経済ニュースを読み解くための倒産の基礎知識を解説するなど、ビジネスマンのみならず会社選びを行う学生にとっても役立ちます。本書を読むことで、会社を見極める「目利き力」を身につけることができる一冊です。
(新刊JP編集部)

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