国産果汁はたった23%!意外と知らないジュースのトリビア6つ
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飲み物
夏には、冷たい炭酸やジュースがおいしいですよね。
でも、ちょっと待って。それ、法律では間違っているかもしれません。というのも、私たちに親しみのあるジュースにはトリビアがいっぱいなのです。
ジュースの定義から、アメリカとオレンジジュースの意外すぎる関係、不可解な法律事情まで、ジュースを買うとき&飲むときに役立つ7つの豆知識をご紹介します!
■1:果汁100%未満はジュースじゃない
本来ジュースとは、果汁100%の飲料のこと。メーカーは果汁100%未満の飲料をジュースと表示するとJAS法違反になります。
普段、私たちはコーラなどもジュースとひとくくりにしがちですが、正式には間違いなのです。
ちなみに野菜・果汁ミックスジュースは、果汁50%以上で果汁+野菜汁を合わせて100%となります。
■2:パッケージにもカーストがある!
果汁100%のジュースとそれ以外の飲料では、パッケージのデザインについても厳しいルールがあります。
果物のスライス面や、果汁がしたたるフレッシュな絵(実写・イラスト問わず)を使用していいのは、ジュースだけ。果汁5%未満に至っては、果実の絵さえもNGなのです。
ただし、いかにもベタなイラストなど、図案化していればセーフ。このことを知ったうえで飲料売り場を見てみると、各メーカーの考え抜かれたパッケージデザインに感動すらおぼえます。
■3:国産りんご果汁はたった23%程度!
ところで、りんごジュースのりんご果汁は、75%以上が輸入です。
りんごジュースの輸入国は約67%が中国。続いてブラジル、オーストリア、チリとなっています(平成23年時点)。
普段買うりんごはほぼ国産だし、「りんご農家は海外進出のためにがんばっている」なんてニュースもよく流れるのに、ちょっと不思議ですね。
■4:最もジュースを飲まない市は熊本市
さて、ジュース(果実・野菜)がいちばん飲まれている県庁所在地はどこでしょう?
【トップ3】
1位/青森市、2位/富山市、3位/高松市
全国平均は年間8,580円。対して、青森市は12,060円! 3位の高松市でも10,225円です。消費額が少ない県庁所在地も見てみましょう。
【アンダー3】51位/熊本市、50位/山口市、49位/岐阜市
もっとも消費しない熊本市は年間6,625円で、1位の青森市と倍近くも違います。 全体的に暖かい地方は消費量が低い傾向があるのですね。
■5:外食はジュースの法律がゆるい!
ところで、販売するジュースにはJAS法で義務表示項目が厳しく設けられていて、違反すれば1億円以下の罰金(法人)があります。
しかし、レストランやホテルなど外食産業で適用されるのは、JAS法ではなく「景品表示法」。でもこれは、「悪いことをしたけど、全部ウソってワケじゃないよね」というようなグレーゾーンが許されがちなのです。
しかも、罰金すら課せられないというスッカスカの法律。だとすれば、消費者にバレたら謝って終わりということなのでしょうか?
■6:アメリカでオレンジ飲む習慣なし!
戦後の日本にジュースが普及したのはアメリカの影響ですし、アメリカの食卓といえばやはりオレンジジュース。
でも意外にも、1900年ごろまでアメリカではオレンジを絞って飲む習慣はなかったのだそうです。当時、大低迷するオレンジ産業を救うため、現代広告をつくった男といわれるアルバート・ラスカーが「オレンジを飲もう」という一大キャンペーンを仕掛け、そこから全米へと一気に浸透したのです。伝統ではなく宣伝効果だったとは驚きです。
ジュースひとつとっても、意外な裏側があるのですね。
(文/茶柱ズバ子)
【参考】