「すぐ辞めちゃう新人」の退社理由って何?

就職活動を乗り切って入社したのにすぐに退社してしまう人というのは毎年少なからずいるものです。毎年5月の連休前後から7月前半までは、新入社員の「退社したい病」のシーズンなんていわれるそうですが……。実際に「すぐ辞めちゃった新人」を目の当たりにした社会人たちに、新人の退社理由を聞いてみました。
社会人男女648人にアンケートをとったところ、以下のような回答が得られました。
Q.あなたの会社に、入社してきたのにすぐに辞めてしまったという新卒社員はいましたか?
はい……222人(34.3%)
いいえ……426人(65.7%)
なんと34%の人が「はい」と答えました。もちろん「すぐ」がどれくらいの期間を指すかは問題ですが、少なくとも「すぐ辞めちゃったなあ」という印象の新入社員がいたと考えている人はこのぐらいいるのです。
上の質問に「はい」と答えた人に、「その新入社員の退社理由」を聞きました。回答をピックアップしてご紹介します。
■体調を理由に辞めます!
・体調不良(男性/22歳/食品・飲料)
・体調が悪いのと、自分は会社に合わないという理由らしい(女性/41歳/マスコミ・広告)
・具合が悪いと言ってそのまま来なくなった(女性/37歳/医薬品・化粧品)
・妊娠が分かって辞めた(女性/30歳/医療・福祉)
・妊娠+結婚で辞めました(女性/32歳/その他)
・病気になった(男性/22歳/アパレル・繊維)
多かったのが明確な病名などがわからない「体調不良」という退社理由。同回答が5人からありました。女性新入社員の場合は「妊娠」による退社というケースもあるようです。
■人間関係が理由で辞めます!
・先輩との人間関係がうまくいかなかったとのこと(女性/31歳/金融・証券)
・人見知りでお客さま対応が苦手みたいでした(男性/25歳/電力・ガス・石油)
・主に人間関係。上司にビビっていたが、メンタル弱すぎ!(女性/33歳/情報・IT)
・今でいう上司のパワハラ(男性/50歳以上/商社・卸)
職場の人間関係に悩んで辞めるというパターンも多いようです。職場の人と良い関係を築けるまでには時間がかかるものですが、パワハラなどがあると困りますよね。新入社員を温かく見守る職場だといいのですが……。
■仕事内容が合わないので辞めます!
・3日で出社拒否。仕事内容がくだらないとのこと(男性/49歳/通信)
・仕事ができず、雑用をやらされ疲れ切った感じで辞めていった(男性/43歳/その他)
・仕事内容が聞いていたのと違ったそう……(女性/33歳/医療・福祉)
・職場が多忙すぎたという話です(女性/23歳/その他)
・配属先が嫌だったから、だとか(女性/30歳/金融・証券)
・営業ができない、自分に合わないという理由。営業職で入社したのに……(女性/33歳/小売店)
・入社4日目で「自分には向いていなかった」とのこと(男性/40歳/学校・教育関連)
入社して仕事内容が自分に合わないと感じて辞めてしまうというパターンです。自分の理想と現実とのギャップがとても大きかったということなのでしょうか。仕事が自分の想像どおりだった! なんて人はあまりいないと思われますが……。
その他にもこんなエピソードが挙げられました。
●入社した次の日に、会社に対する不満を長文メールに書いて送信してきて、そのまま退職した人がいた(女性/28歳/学校・教育関連)
このメールを受け取った人も困ったでしょうね。
●こっちには友達がいない、という理由。大阪出身で東京勤務だった(女性/32歳/情報・IT)
入社してから人事異動があったのでしょうか?
●他の仕事に目覚めた。リフォームの仕事だったが職人の方がやりたくなったらしい(女性/35歳/建設・土木)
「大学院に進学する」「美容学校に進学したいから」など、別の道を目指したくなったという回答は他にもありました。
●レーサーへの夢を忘れられないため(男性/50歳以上/電機)
「えっ! 今から!?」って思ったのではないでしょうか。
●「電話が取れない」で辞めました(男性/31歳/団体・公益法人・官公庁)
会社に入ってから電話が怖くなる人もいますよね。立ち向かって克服するしかないのですが。
いかがだったでしょうか。今回のアンケートでは、「入社した翌日に辞めた」「3日目に辞めた」「4日目に辞めた」といった、本当に「すぐ辞めた」新入社員についての回答も散見されました。就職は人生の大きなイベントです。「すぐ辞めた社員」にならないようにしたいものですね。
調査期間:2015/6(就活スタイル調べ)
調査対象:社会人男女有効回答件数:648件
文●高橋モータース@dcp