結婚の決め手は男性5割が「経済的に余裕ができたとき」、女性は「希望の条件を満たす相手にめぐり会えたとき」

婚活のみかた

(提供元:PAKUTASO)結婚の決め手は男性5割が「経済的に余裕ができたとき」、女性は「希望の条件を満たす相手にめぐり会えたとき」
(提供元:PAKUTASO)結婚の決め手は男性5割が「経済的に余裕ができたとき」、女性は「希望の条件を満たす相手にめぐり会えたとき」

結婚を決心する条件は何?
内閣府が20歳〜79歳の男女3000人を対象に「家族と地域における子育てに関する意識調査」を実施した。

まず、将来の結婚について独身男女229人に質問したところ、52%が「いずれは結婚したい」と回答。

その次に多かった回答が「2~3年以内に結婚したい」

また、「すぐにでも結婚したい」と答えた男女が10%で、全体を合わせ70%以上が結婚する意志があることが分かった。

■いずれは結婚したい・・・52%

■2~3年以内に結婚したい・・・10%

■すぐにでも結婚したい・・・9.6%

さらに、結婚したいと答えた独身男女に「結婚を決心する条件」について質問すると、46.3%が「経済的に余裕ができたとき」と答えており、やはり収入の問題が結婚の障害となっている。

2位が、「希望の条件を満たす相手にめぐり会えたとき」、3位が「結婚の必要性を感じたとき」という結果になった。

どんなときに結婚の必要性を感じるかは人それぞれだが、将来への不安や生活に対して“パートナーが欲しい”と感じる人が多かったようだ。

■経済的に余裕ができたとき・・・46.3%

■希望の条件を満たす相手にめぐり会えたとき・・・37.8%

■結婚の必要性を感じたとき・・・32.9%

■異性と出会う機会があるとき・・・30.5%

■仕事が落ち着ついたとき・・・28.0

■精神的に余裕ができたとき・・・25.6%


<男性>
経済的に余裕ができたとき・・・47.7%

異性と出会う機会があるとき・・・34.9%

仕事が落ち着いたとき・・・33.7%
<女性>
経済的に余裕ができたとき・・・44.9%

希望の条件を満たす相手にめぐり会えたとき・・・44.9%

結婚の必要性を感じたとき・・・34.6%

結婚を決心する条件について男女の差が見られた回答だが、男性は養っていく立場から経済的な問題を重視する傾向があり、女性は理想重視の傾向が強いということが分かる。

また、「なぜ現代は若い世代の独身者が増えているのか?」を質問したところ、「独身の自由さや気楽さを失いたくない」や「経済的に余裕がないから」といった回答が目立った。

3番目に多かった回答として、「結婚の必要性を感じていないからだと思う」といった意見もあり、結婚したいと答えた男女が多かったわりには冷めた結果となっている。

たまたま今回のアンケートに答えた男女に関して結婚願望が強かっただけで、世間では“結婚の必要性”を感じていない若者のほうが多いということだろうか。

■独身の自由さや気楽さを失いたくないから・・・51.9%

■経済的に余裕がないから・・・47.4%

■結婚の必要性を感じていないから・・・41.9%


「子供を産むときの条件」に対しては、「働きながら子育てができる職場環境であること」や「地域の保育サービスや保育所、一時預かりなどが整っている」といった意見が目立ち、“共働き”を前提にした回答が多かった。
さらに、「子育てに祖父母の協力は大事か?」を聞いたところ、YESが46.9%、「やや大事」が31.8%と答えている。結果、78.7%が祖父母の協力を望んでいることが分かった。

■働きながら子育てができる職場環境であること・・・56.4%

■教育にお金があまりかからないこと・・・51.9%

■健康上の問題がないこと・・・47.4%

■地域の保育サービスや保育所、一時預かりなどが整っている・・・46.2%

■雇用が安定している・・・41.9%
<子どもが小学校に入学するまでの間、子どもの祖父母が育児や家事の手助けをすることは望ましいか?>
■望ましい・・・46.9%

■やや望ましい・・・31.8%


最後に、「家族の役割として重要だと思うもの」について質問すると、1位が「生活面でお互いに協力し助け合う」、2位が「夫または妻との愛情をはぐくむ」という結果に。
また、3割以上が「経済的に支えあう」と答えており、ここでも共働きを前提にした意見が目立つ。

2007年の調査では「経済的に支えあう」は20%そこそこだったが、時代の流れと共に考え方が変わってきている。

その背景には女性の自立や雇用の安定が理由として考えられる。

社会経済の不安定や雇用の景気が悪いことに不安を抱き、夫一人の収入だけでは家計への不満が生じるのだと考えられる。

子供のことや共働きに関することなど、今回の調査は婚活中の独身男女にとって役立つのではないだろうか。

ぜひ参考にして、より良きパートナーと巡り合えることを願っている。

■生活面でお互いに協力し助け合う・・・51.0%

■夫または妻との愛情をはぐくむ・・・38.4%

■経済的に支えあう・・・33.9%

■子どもを生み、育てる・・・36.0%

参考:家族と地域における子育てに関する意識調査(内閣府)

調査対象は全国の20歳〜79歳の男女3000人(有効回答数1639人)
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