​自己PRで有利になるかも? 舞台役者に聞いた発声と滑舌のコツ

就活スタイル

面接では、面接官にしっかりと自己アピールをしたいところ。そのためには、元気良くハキハキと話すのが大事でしょう。そこで今回は、面接で滑舌良く、はっきりと話すためのコツを紹介します。「スムーズな発声や滑舌良く話すコツ」を、現役の舞台役者の方に聞き、四つにまとめてみました。



●コツその1「口を左右に大きく開ける」
口をしっかり開けて声を出さないと、まともに発音することができませんし、ボソボソとこもっているように聞こえたりしてマイナスの印象を与えてしまいます。大きく口を開けるのは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、しっかりと口を開けて話すように意識しましょう。

このとき、縦に開けるのではなく、口角を上げて横にもしっかり開けることを意識するのがポイントです。「あいうえお」と発音すると分かりますが、「い」や「え」は口を横に開きます。滑舌良く話したいのなら、横にもしっかり開くことも大事です。


●コツその2「面接前に顔の筋肉のストレッチをする」
いくら口を大きく開くことを意識していても、いきなりはスムーズに開けないものです。面接前に口を上下左右に大きく開けたりして、顔の筋肉のストレッチをしておきます。このとき、舌もしっかりと動かすといいですね。舌が上手に動かないと、発声もスムーズにいきません。
もし可能ならば、顔だけでなく体全体のストレッチもしておくとベスト。緊張がほぐれますし、声もスムーズに出るようになるはずです。また、顔の筋肉は普段からストレッチしてほぐしておくといいですね。


●コツその3「自分が思っているよりもゆっくりと話す」
舞台でもそうなのですが、緊張すると早口になってしまうものです。早口になると、自分の声にさらにせかされてパニックになったり、自分を見失ってしまいます。当然ながら発声もひどくなり、滑舌も悪くなります。良いことは一つもありません。
ゆっくりと話すことを心掛けると、自分自身も落ち着くことができますし、話している内容もしっかり把握できます。次に話すことを自分の中で練る余裕も出てくるでしょう。どっしりと落ち着いてゆっくり話せば、アピールしたいことも伝わりやすくなります。また、自分が「ちょっと遅いかな」と思うくらいのスピードの方が、聞く側にとってはちょうど良かったりするのです。


●コツその4「普段から練習しておく」
上の三つのコツを知っていても、実際の面接でいきなり全てが実践できるとは限りません。普段から口の開き方を意識して会話したり、家で鏡を見ながらどんなふうに開けているのか確認したりしておくのがおすすめです。
また、簡単な自己PR文を作って、それをゆっくりと読んでみるなど、実践練習をするのも大事です。このときも読むスピードだけでなく口の開き方を意識しましょう。普段から練習しておくことで、実際の面接でもしっかりと話せるようになります。


以上、舞台役者の方に聞いた「発声と滑舌のコツ」でした。就職面接は、人生の大事なイベントです。納得できる自己アピールができるよう、こうしたコツを覚えて実践してみてください。


文●中田ボンベ@dcp

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