『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』吹き替え版にもアッセンブル! (2/2ページ)
社長ことトニー・スターク/アイアンマンは藤原啓治さん、キャップことスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカは中村悠一さんが担当しています。言うまでもないかもしれませんが、お2人ともぴったりです。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では社長とキャップの関係性、もっと言うとそれぞれの「力と責任」の認識の仕方、そして「愛」の形が少し表面化し、『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』のストーリーへとつながります。これはあくまでも原作の展開を踏まえた場合ですが、ほぼ確定と言っていいでしょう。
マーベル映画史上最大規模のド派手なアクションが繰り広げられる中、そんな微妙な感情の揺れ動きが見える2人を藤原啓治さんと中村悠一さんが見事に演じているわけです。直接的なやりとりも多いですし、これは本作でしか味わえない演技なので、見逃す(聞き逃す)べからず!
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日(土)ロードショー。
余談ですが、先日筆者は本作の一言アフレコに参加させていただきました。
完成後に吹き替え版をわざわざ鑑賞させていただいたにも関わらず、気が付かない間にそのシーンが終わっていたくらいのちょい役、そして一言なので、「声優じゃない人が声を当てるなんて許さない!」という方にもご容赦いただけることを心より願います。
収録では普段口数少なめかつ小声なのが災いして大苦戦。カート・ヴォネガット著『猫のゆりかご』の
何かいつもしゃべっていたほうがいいのだ、人間は。そのうち何か意味のあることを言わなきゃならんとき、きれいな声が出る
という文章の意味を体感しました......。
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(スタナー松井)