球体型ドラムに2人用マリンバ! ヤマハデザイン展で未知の楽器を体験! (1/3ページ)
多くの楽器の製造を手がけるヤマハと、オートバイなどの製造を主とするヤマハ発動機が合同で展示を行う「Two Yamahas,One Passion〜デザイン展2015〜」が、7月3日(金)から7月5日(日)まで、六本木ヒルズの大屋根プラザにて開催されている。
本展は、2015年春にフランスのデザインビエンナーレにも出展された「project AH A MAY(プロジェクト アーメイ)」の作品に加え、両社のデザインコンセプトモデルや製品を13点展示。
日本初披露となる球体型のドラムや馬をモチーフにしたバイク、ボカロ搭載の歌うキーボードなど、ユニークなデザインや機能を実装した作品が所狭しと並んでいた。
今回は特別に体験させてもらった展示もあるので、その様子も交えたレポートとなる。
ユニークなデザインの楽器たち!
楽器をデザインするヤマハと、主にオートバイをデザインするヤマハ発動機の各デザイン部門が、お互いのデザインフィールドを交換し、制約に縛られず、ユニークで新しい発想によってうみだされたデザインがずらりと並ぶ会場。
公開時、その斬新すぎるコンセプトやデザインから大いに話題を呼んだ作品の実物を体験できるということで、ワクワクする気持ちを隠しきれないまま、さっそく潜入!
「RAIJIN(God of Thunder)」
日本初公開となった球体型のドラム「RAIJIN(God of Thunder)」を特別に叩かせてもらった!
普段はバイクの設計をしているヤマハ発動機のデザイナーの方曰く「演奏者のエネルギーを外へ開放するようなイメージ」で制作されたそう。
内部は、360度どこをみても叩く所があるため、「叩かなきゃ!」という気持ちに自然となる。